2017年10月27日金曜日

人形町周辺散策 ⑤ ~ 橘稲荷神社から小網神社へ ~

笠間稲荷神社 東京別社から人形町方面へ再び戻ります。
次の目的地は、人形町駅A5出口からですとすぐのビルの一角にこじんまりと建っている
「橘稲荷神社」です。

(ビルの一部のような雰囲気の橘稲荷神社)



















小さいながらも歴史のある神社で、都心の神社らしく、きちんと塀に囲まれた神社です。
御由緒が記載されていますので引用致します。

(橘稲荷神社)

(橘稲荷神社御由緒)





































橘稲荷神社由来

 このあたり江戸期には新和泉町といわれたが、将軍家御典医・岡本玄冶の邸が
あったことから、一帯を玄冶店と俗称した。
 当稲荷ははじめ御殿山にあったものが、のちに江戸城内へ移り、
さらに玄冶に賜って当地へ移された。
 稲荷名の橘は岡本家の姓に因んだとされる。
 安政6年の尾張屋清七板古地図では、現在地よりやや北側に記されている。
 数百年に亘り、素朴な信仰の対象として土地の人々により守り継がれて来た。
特定の個人や企業の所有ではなく、町のお稲荷さんとして親しまれている。
 大正以降、運よく震災・戦災を免れて来たが、
老朽化の為このほど地元町民多数の浄財により再建された。

平成二年八月吉日

橘稲荷御造営奉賛委員会

先般紹介致しました「玄冶店跡」の石碑からはビルを挟んで対角線上にあります。
ちょっと目立たたない場所ですが、こちらも人形町散策には必見のスポットと言えますね。

さて、最後に 「東京銭洗い弁天」としてもお馴染みのパワースポット
「小網神社」へと参拝へ向かいます。

(小網神社 - 遠景)



















1466年の鎮座したこちらの神社、東京大空襲の戦災を逃れ、
こちらの神社の御守を受けた兵士が全員無事帰還するなどの、
強運厄除に関するエピソードで知られています。

日本橋七福神の福禄寿・弁財天として、
また、下町八福神の一つでもあります。

流石に人気スポットだけあり、参拝客の数が多いですね。
境内がそれほど広くないこともあり、順番待ちの列ができています。
海外からの参拝客も多いと見えて、英語でお札や御守の説明もあります。

(小網神社)

(神額)

(手水舎)

(Koami Jinja Ofuda & Omamori)

(銭洗いの井)
























































































外見からはスタイリッシュな神社ですが、
境内に一歩入ると引き締まる雰囲気があります。
流石に500年以上の歴史を持つ神社ですね。

こちらまで来ると、川を渡ればすぐに証券取引所がございます。
茅場町近辺は仕事で慌ただしく通り過ぎたことはありますが、
じっくりと散策したことはないことに気づきました。

せっかくですから、この機会に散策してみることに致します。

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