次の目的地は、人形町駅A5出口からですとすぐのビルの一角にこじんまりと建っている
「橘稲荷神社」です。
(ビルの一部のような雰囲気の橘稲荷神社) |
小さいながらも歴史のある神社で、都心の神社らしく、きちんと塀に囲まれた神社です。
御由緒が記載されていますので引用致します。
(橘稲荷神社) |
(橘稲荷神社御由緒) |
橘稲荷神社由来
このあたり江戸期には新和泉町といわれたが、将軍家御典医・岡本玄冶の邸が
あったことから、一帯を玄冶店と俗称した。
当稲荷ははじめ御殿山にあったものが、のちに江戸城内へ移り、
さらに玄冶に賜って当地へ移された。
稲荷名の橘は岡本家の姓に因んだとされる。
安政6年の尾張屋清七板古地図では、現在地よりやや北側に記されている。
数百年に亘り、素朴な信仰の対象として土地の人々により守り継がれて来た。
特定の個人や企業の所有ではなく、町のお稲荷さんとして親しまれている。
大正以降、運よく震災・戦災を免れて来たが、
老朽化の為このほど地元町民多数の浄財により再建された。
平成二年八月吉日
橘稲荷御造営奉賛委員会
先般紹介致しました「玄冶店跡」の石碑からはビルを挟んで対角線上にあります。
ちょっと目立たたない場所ですが、こちらも人形町散策には必見のスポットと言えますね。
さて、最後に 「東京銭洗い弁天」としてもお馴染みのパワースポット
「小網神社」へと参拝へ向かいます。
(小網神社 - 遠景) |
1466年の鎮座したこちらの神社、東京大空襲の戦災を逃れ、
こちらの神社の御守を受けた兵士が全員無事帰還するなどの、
強運厄除に関するエピソードで知られています。
日本橋七福神の福禄寿・弁財天として、
また、下町八福神の一つでもあります。
流石に人気スポットだけあり、参拝客の数が多いですね。
境内がそれほど広くないこともあり、順番待ちの列ができています。
海外からの参拝客も多いと見えて、英語でお札や御守の説明もあります。
(小網神社) |
(神額) |
(手水舎) |
(Koami Jinja Ofuda & Omamori) |
(銭洗いの井) |
外見からはスタイリッシュな神社ですが、
境内に一歩入ると引き締まる雰囲気があります。
流石に500年以上の歴史を持つ神社ですね。
こちらまで来ると、川を渡ればすぐに証券取引所がございます。
茅場町近辺は仕事で慌ただしく通り過ぎたことはありますが、
じっくりと散策したことはないことに気づきました。
せっかくですから、この機会に散策してみることに致します。
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