日々マイルを貯めることに精進している私ですが、
いったい1マイルの価値はいくらか?マイルは何に交換したら得なのか?
ということを検証して見たいと思います。
(1) ポイントへ交換
ANAマイレージクラブの魅力の一つが交換できる特典の多さです。
ANAマイレージカードといえばEdy付であり、マイレージもEdyへ交換可能です。
その場合の交換レートは
∴ 10,000マイル = 10,000円分のEdy
となっています。
従って、ポイント交換は1マイル=1円となります。
これを尺度に何が得かを見ていきたいと思います。
なお、ポイント交換はEdyだけでなく、Tポイント、PiTaPa、
セブンカード/アイワイカード、Tokyo Metro To Me CARD、
タカシマヤカード、ヤマダポイント、楽天スーパーポイント、
Suicaポイント、ICい~カード電子マネー、
京成カード(京成グループポイント)、
福岡市地下鉄「はやかけんポイント」、ソニーポイント、
マツモトキヨシ現金ポイント、名鉄manacaポイントサービス
「たまルン」ポイント、カエトクカード、
JRタワースクエアポイントへの交換が可能です。
また、20,000マイルまでの交換は上記レートですが、
30,000マイル以上は換金率が半額となるので注意が必要です。
(2) ANAご利用券(eクーポン)
ANAご利用券(eクーポン)はANAホームページで航空券や
旅行商品の支払に利用できる電子クーポンです。
10円単位(1eクーポン=1円分相当)で利用できます。
交換レートは
∴ 12,000マイル = 15,000円分のeクーポン
となっています。
従って、1マイル = 1.25円となります。
Edyに交換するより単価ベースではこちらのお得です。
利用については、以下のポイントに注意する必要があります。
・店頭および電話では取扱いしていない
・「ANAご利用券(eクーポン)」で支払った金額分は、
現金による払い戻し、ANAご利用券(eクーポン)の返却、
マイル口座への返却、どれもできません。
⇒ eクーポン最大のディメリットがこれ!
急用などで旅行がキャンセルになった場合、結局丸無駄になってしまいます。
絶対に予定が変更にならない場合のみ有効です。
<eクーポン利用で航空券購入の場合>
マイレージ特典と比較する為に、30,000マイルを37,500円分のeクーポンに交換(実際は12,000マイル単位でしか交換できませんが、比較計算上便宜的に効いたします。)し残りの25,280円をキャッシュで支払うと仮定します。
(3)航空券へ交換
航空券といってもいろいろな種類がありますが、ここでの目的は
1マイルの価値の判定を行うことなので、基本的には普通に購入するであろう
チケットと比較してみたいと思います。
(ノーマルのエコノミー航空券など絶対に買いませんよね!)
国内線は羽田・沖縄線、国際線は成田・フランクフルト線を
例にとって比較してみます。
[沖縄便 (特割C)]
<行き>
6月13日:NH127便 東京(羽田) ⇒ 沖縄 (午前便)
<帰り>
6月16日:NH136便 沖縄 ⇒ 東京(羽田) (午後便)料金: 34,070円 × 2 = 68,140円
必要マイル: 18,000マイル
∴ 1マイル = 3.79円
[フランクフルト便]
<行き>
6月13日:NH209便 東京(成田) ⇒ フランクフルト
<帰り>
6月16日:NH210便 フランクフルト ⇒ 東京(成田)「エコノミークラス」
エコ割7:217,400円 + 58,410円(サーチャージ・TAX)
必要マイル:55,000マイル
∴1マイル = 3.95円
「ビジネスクラス」
ビジ割14:620,000円 + 58,410円(サーチャージ・TAX)
必要マイル:70,000マイル
∴1マイル = 8.86円
「ファーストクラス」
ファーストクラス普通運賃:2,723,900円 + 58,410円(サーチャージ・TAX)
必要マイル120,000マイル
∴1マイル = 22.70円
乱暴だとは思いますが、以下のことが言えるのではないでしょうか?
① マイルを航空券かEdyなどのポイントに変えるのとをどちらが得かといえば、
断然、航空券であり、3倍以上の価値があるといえる(エコノミー)
② 更に、金銭換算した場合、得なのはビジネスクラス。
単価比較でも倍以上の違いがあるが、単純な金額計算では更にさが出ます。
東京 ⇒ フランクフルトの場合、エコノミーとビジネスクラスの
特典航空券の必要マイル差はたったの15,000マイルだが、
料金の差は402,600円にもなる。
③ さらに、ファーストクラスでは、新入社員の年間給与くらいの金額がかかり、
一般庶民は一生縁のない話と思うが、120,000マイルを貯めるのは
全く無理だというわけではない。
∴ 従って、マイルを貯めての旅行はビジネスクラス以上を狙うのが最もお得
ということになるかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿