御存じない方が多いと思います。
今回「ときわ路パス」の旅として、茨城県を旅しましたが、
その目的地の一つである鉾田市の隣の小美玉市にあります。
茨城空港は、2010年に共用化された軍民共用飛行場であり、
滑走路は航空自衛隊百里基地との共用です。
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(新鉾田駅前の鉾田ガイドマップ。空港が近くにあることがわかる。) |
関東には羽田空港と成田空港と日本を代表する空港があるのに、
茨城に空港を作って人が来るのか?そもそも必要か?
という意見もありますが、茨城空港はなかなかユニークな運営をしており、
個人的には大きな可能性を感じています。
おもしろいと思った点などまとめてみたいと思います。
① 空港アクセス
茨城空港の近くには鉄道駅はなくアクセスが便利とは言えません。
ただし、広大な無料駐車場があり(第一駐車場:685台、第二駐車場:636台)
マイカーでのアクセスは便利です。
また、都心からのアクセスも格安です。
関東鉄道の路線バス 東京駅 ⇔ 茨城航空が
茨城空港発着の航空機利用者は東京駅から500円で乗車できる
という何とも大胆な料金設定を打ち出しております。
バスは飛行機の時間に合わせて運行されていますので便利です。
実際に見てみましょう。
東京駅発 茨城空港着 / 茨城空港発
8:10 9:50 11:05 (スカイマーク札幌行: SKY791) (毎日)
9:20 11:00 11:45 (スカイマーク神戸行: SKY183) (毎日)
9:50 11:30 12:45 (スカイマーク那覇行: SKY533) (毎日)
季節定期便「2012年7月1日(日)〜9月30日(日)
13:20 (春秋航空上海行: 9C8988) (月・火・木・金・土・日)
13:30 15:10 16:00 (スカイマーク神戸行: SKY187) (毎日)
15:50 17:30 18:10 (スカイマーク札幌行: SKY795) (毎日)
19:20 21:00
都心からでもそれ程時間がかかるわけではないので、
バジェット・トラベラーには魅力的です。
東京駅からモノレール経由で羽田空港に行く場合、620円かかります。
それより安い値段で空港へ行けるわけですがから魅力的です。
東京駅以外にも、水戸・常陸太田・東海・勝田・つくばセンター・石岡から
バスがでています。
② 小さい空港のメリット ~移動が楽~
羽田空港や成田空港は到着してからが大変です。
運悪く端っこのゲートやバスでの移動になった場合、
何百メートルも歩く必要あります。
茨城空港は小さい空港ですので、あまり歩かずにチェックインできます。
これは実は大きなメリットではないかと思います。
③ 課題
何と言っても課題は便数が増えるか?ということでしょう。
開業当初就航していたソウル便は現在運休中というのも残念です。
茨城空港はローコストの取り組みを行っていますので、
LCCがより一般的になれば、就航航空会社も増える可能性があります。
是非期待したいところです。
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