2012年5月7日月曜日

ANAでプラチナ会員になるには?

ANAでプラチナ会員になるための基準は毎年にように変更されます。
最新のデータを常に頭に入れておく必要あります。
(AMCプラチナ会員への体験談のブログが多くあり、
大変参考になりますが、基準が毎年のように変わっているので
現在の基準ではプラチナにならないケースもあります。
ご注意を!)

 2012年の基準は以下の通りです。

・搭乗対象期間は2012年1月1日~20121231日まで
・プレミアムポイント 50,000プレミアムポイント以上獲得

 実はこれだけなのです。
ここででてくる、プレミアムポイントは以下によって算出します。

 ∴プレミアムポイント = 基本区間マイル × クラス・運賃倍率                      
                    × 路線倍率 + 搭乗ポイント

  詳細はANAページをチェックして頂きたいですが、基本的には
高い航空券ほどプレミアムポイントが多くつきます。
 またANAのホームページにはプレミアムポイント計算機がありますので、
どの路線にどの運賃で搭乗するとどれだけ稼げるか?
というのがわかります。

 では、プラチナ到達の50,000ポイントはどうすれば獲得できるか、
実際の例を使って見てみましょう。

   国内線のみで到達するには?

 東京・大阪を頻繁に往復するビジネスマンがプラチナ会員になるのは
それ程困難でないかもしれません。
実際に、羽田⇒伊丹便など優先搭乗者のが多いのでは?
と思うこともしばしばです。

<ビジネス切符で羽田 伊丹> 

960プレミアムポイント = 区間基本マイレージ (280) × 運賃倍率 (100%)

× 路線倍率 (×2) + 搭乗ポイント (400)  

 従って、往復だと1,920ポイント獲得できます。
ということは、50,000ポイント獲得には26往復とちょっとです。
月に2回の往復+αでプラチナ到達です。

  単身赴任者や大阪に本社があり、東京在住の人などで、
2回程度の出張はそれほど珍しくありません。
 国内線は搭乗ポイント400と路線倍率2倍がありますので、
実際の距離よりポイントは貯まります。
ただし、国内線は料金も高いのでまあそんなものかという感じです。

 逆に言えば、上記のようなビジネスマン以外で、
国内線だけでプラチナポイントを貯めるのは至難の技です。

 遠距離便の東京 沖縄でのビジネス切符でもプレミアムポイントは
片道2,368プレミアムポイントですので、50,000プレミアムポイントには
毎月沖縄を往復しなければなりません。

    海外航空券 エコ割で達成には

 ANA主要就航先で、比較的安い航空券・エコ割を使った場合の
プレミアムポイント一覧表は以下の通りとなります。

<エコ割14、成田発の場合>
New York : 4,715
Los Angels: 3,820
Frankfurt: 4,149
Bangkok:: 2,008

 上記の通り、やはり米国・欧州便を多用しないとなかなかポイントは
貯まりません。ただ、海外出張の多い方がNew York年間6往復
2ヶ月に1回の出張)で達成できますので、人によってはハードルが高くないです。
常に同じ航空会社を使用してポイントを固め打ちすることが大事です。

    一般旅行者のケーススタディ

 上記の通り、出張の多いサラリーマンにとっては、プラチナというのはそれほど
大きなハードルではないです。しかしながら、単身赴任でもなく、
実家に頻繁に帰省するでもない人が、プラチナ会員の座を獲得するには、
1年間気合を入れて飛行機に乗りまくる必要があるでしょう。
例えば、こんな感じです。

・ 1月冬期休暇でNYへ ⇒ 9,430ポイント
3月春休みで鹿児島へ ⇒ 3,204ポイント
5GWで香港へ ⇒ 3,828ポイント
7月ぶらりと札幌へ ⇒ 2,840ポイント
8月ぶらりと福岡へ ⇒ 3,068ポイント
8月夏休みでFrankfurtへ ⇒ 8,298ポイント
9月秋連休でLAへ ⇒ 7,640ポイント
10月ぶらりと札幌へ ⇒ 2,840ポイント
12月年末休暇でワシントンへ ⇒ 9,466ポイント
合計 50,614ポイント

 上記の例ですと、年間で海外旅行5回、国内旅行4回と
かなりハードスケジュールです。
普通に仕事のある人にはなかなか難しいです。


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