最新のデータを常に頭に入れておく必要あります。
(AMCプラチナ会員への体験談のブログが多くあり、
大変参考になりますが、基準が毎年のように変わっているので
現在の基準ではプラチナにならないケースもあります。
ご注意を!)
2012年の基準は以下の通りです。
・搭乗対象期間は2012年1月1日~2012年12月31日まで
・プレミアムポイント 50,000プレミアムポイント以上獲得実はこれだけなのです。
ここででてくる、プレミアムポイントは以下によって算出します。
× 路線倍率 + 搭乗ポイント
高い航空券ほどプレミアムポイントが多くつきます。
またANAのホームページにはプレミアムポイント計算機がありますので、どの路線にどの運賃で搭乗するとどれだけ稼げるか?
というのがわかります。
実際の例を使って見てみましょう。
① 国内線のみで到達するには?
東京・大阪を頻繁に往復するビジネスマンがプラチナ会員になるのは
それ程困難でないかもしれません。
実際に、羽田⇒伊丹便など優先搭乗者のが多いのでは?
と思うこともしばしばです。
<ビジネス切符で羽田 ⇒ 伊丹>
960プレミアムポイント = 区間基本マイレージ (280) × 運賃倍率 (100%)
× 路線倍率 (×2) + 搭乗ポイント (400)
従って、往復だと1,920ポイント獲得できます。
ということは、50,000ポイント獲得には26往復とちょっとです。
月に2回の往復+αでプラチナ到達です。
月2回程度の出張はそれほど珍しくありません。
国内線は搭乗ポイント400と路線倍率2倍がありますので、実際の距離よりポイントは貯まります。
ただし、国内線は料金も高いのでまあそんなものかという感じです。
逆に言えば、上記のようなビジネスマン以外で、
国内線だけでプラチナポイントを貯めるのは至難の技です。
遠距離便の東京 ⇒ 沖縄でのビジネス切符でもプレミアムポイントは
片道2,368プレミアムポイントですので、50,000プレミアムポイントには
毎月沖縄を往復しなければなりません。
② 海外航空券 エコ割で達成には
ANA主要就航先で、比較的安い航空券・エコ割を使った場合の
プレミアムポイント一覧表は以下の通りとなります。
<エコ割14、成田発の場合>
・New York : 4,715・Los Angels: 3,820
・Frankfurt: 4,149
・Bangkok:: 2,008
上記の通り、やはり米国・欧州便を多用しないとなかなかポイントは
貯まりません。ただ、海外出張の多い方がNew York年間6往復
(2ヶ月に1回の出張)で達成できますので、人によってはハードルが高くないです。
常に同じ航空会社を使用してポイントを固め打ちすることが大事です。
③ 一般旅行者のケーススタディ
上記の通り、出張の多いサラリーマンにとっては、プラチナというのはそれほど
大きなハードルではないです。しかしながら、単身赴任でもなく、
実家に頻繁に帰省するでもない人が、プラチナ会員の座を獲得するには、
1年間気合を入れて飛行機に乗りまくる必要があるでしょう。
例えば、こんな感じです。
・ 1月冬期休暇でNYへ ⇒ 9,430ポイント
・ 3月春休みで鹿児島へ ⇒ 3,204ポイント・ 5月GWで香港へ ⇒ 3,828ポイント
・ 7月ぶらりと札幌へ ⇒ 2,840ポイント
・ 8月ぶらりと福岡へ ⇒ 3,068ポイント
・ 8月夏休みでFrankfurtへ ⇒ 8,298ポイント
・ 9月秋連休でLAへ ⇒ 7,640ポイント
・ 10月ぶらりと札幌へ ⇒ 2,840ポイント
・ 12月年末休暇でワシントンへ ⇒ 9,466ポイント
合計 50,614ポイント
上記の例ですと、年間で海外旅行5回、国内旅行4回と
かなりハードスケジュールです。
普通に仕事のある人にはなかなか難しいです。
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