ワット・マハーブットへ行ってきました。
こちらはメー・ナーク廟のある場所として有名な場所です。
メーナークの物語とは?
こちらの寺院に行く前に、ある程度は、
メー・ナークの物語を知っていた方が良いかと思います。
メー・ナーク(ナークお母さん)はチャクリー王朝初期 (1782年~)に
実在した人物と言われています。
ナークは村長の娘でしたが、庭師のナークと身分違いの恋に落ちます。
これを知った村長はナークを遠ざけて別の男性と結婚させようとしますが、
それを察知した二人は駆け落ちします。
その後、ナークは妊娠するのですが、マークが徴兵されて村を出ている間に、
母子とも難産で死亡してしまいます。
マークが戦地から戻ると、ナークと子供が待っていて、
家族と幸せな日々を過ごすのですが、
既にナークが死んでいることを知っている村人は、
さかんにそのことを伝えるのですがマークは相手にしません。
しかし、ナークが臼と杵で唐辛子を砕いているときに落ちた杵を取るのに、
その手が普通の人間では伸びないくらい伸びたのを見て、
村人の言っていることが真実と悟ります。
マークはワット・マハーブットに駆け込み僧に助けを求めます。
ただ僧たちは何もできずに、ナークは凶暴化し、
村人たちを呪い殺していきました。
その後、ネーン・チウ(チウ少年僧)と呼ばれる高徳で霊感の高い少年僧が現れ、
ナークを退治、その骨は骨壺に収められ運河に投げ捨てられました。
このように基本的には怪談に属する話ではあるものの、
一途な恋のお話でもあるため、
タイ人には人気があるとともに、
恐れられてもいるとのことです。
ワット・マハーブットへ
オンヌット通りをひたすら歩き、ソイ7を左折すると、
寺院前の通りだな!という雰囲気になります。
商店に加え、占い屋が多いのが特徴ですね。
タイでお馴染みの仏像や高僧の像が並び、
地元の方のお祈りする姿が見られます。
ちなみに、こちらへはプラカノン運河ボートでも行くことができますが、
ボートの本数は多くないので、スケジュールの事前チェックはマストです。
メー・ナーク廟へ
通常の寺院ゾーンを抜けるとメー・ナーク廟がございます。
手前には宝くじを売る人々がいますね。
こちらは宝くじのパワースポットとしても知られます。
なんでも、敷地内の大木を撫でると当り番号が閃くとか...
雰囲気的にはちょっと怖い感じですかね。
それでいて華やかさも感じます。
目の前が運河ですからこの辺はお馴染みの光景です。
地元に人気がある寺院であることを伺わせます。
メー・ナーク廟へ
私は On Nut に宿泊していたのでホテルから徒歩で行きました。
付近は意外と古い建物も多く、散策して面白かったです。
外国人観光客が皆無のタイ人の人気スポット。
のんびりできるし、一通り、バンコクの主要スポットを
周り終えた方には特にお勧めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿