出発は都電荒川線大塚駅前です。
大塚駅ではなく大塚駅前なので、大塚駅前駅というべきでしょうか?
こういう名称を聞くとおもいだすのが、「国鉄千葉駅前駅」ですね。
現在の京成千葉駅が、昭和42年の開業から昭和62年まで名乗っていた名前です。
「最初から京成千葉駅で良くない?」と思った記憶があります。
(大塚駅ではなく大塚駅前です) |
JR大塚駅前の荒川線の線路には、踏切のない部分があり、
こちらを横切ってサンモール大塚商店街へと向かいます。
こちらのサンモール大塚商店街、ローカル色あふれる商店街ですね。
こちらの商店街の緩い坂を登ったところにあるのが「大塚天祖神社」です。
(遮断機などないエリアを走る都電荒川線) |
(サンモール大塚商店街) |
「天祖」とは " 天皇の祖先、皇祖と同義であり、一般的には
天照大神(あまてらすおおみかみ)をさす言葉です。
従いまして、こちらの大塚天祖神社も御祭神は天照大御神となります。
(天祖神社 - 神額) |
大塚天祖神社は旧巣鴨総鎮守で、
創建は鎌倉時代末の元亨年間(1321~1324)、
領主の豊島景村によるものと言われています。
では、階段を上り、拝殿へと向かいます。
大塚天祖神社はホームページも充実しており、また、
境内には御由緒の説明なども解り易く掲示してあるのがいいですね。
(大塚天祖神社 鳥居) |
(大塚天祖神社拝殿) |
(大塚天祖神社社務所) |
(天祖神社の由緒と歴史 with 地図) |
境内にはいくつか見どころがあります。
まずは、天然記念物のさざれ石。
岐阜県揖斐郡春日村(現在の揖斐川町)で採取されたもので、
昭和55年にサンシャインシティーから分割奉納されたものとのことです。
(さざれ石) |
本殿の奥には境内社が並びます。
中でも稲荷社は、キツネがいっぱいいて、可愛らしい雰囲気です。
(稲荷社、榛名社と三峰社) |
(キツネに囲まれた稲荷社) |
(熊野社、菅原社、厳島社) |
私が参拝している間にも、地元の方がポツリポツリと参拝にいらっしゃいますね。
地元に根付いている神社であることがわかるシーンです。
大塚は駅前は雑多なイメージがありますが、こちらの神社内は別世界ですね。
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