2018年6月5日火曜日

金沢・加賀温泉郷への旅 ⑤ 尾崎神社へ

金沢の神社と言えば尾山神社が圧倒的に知名度がありますが、
尾崎神社も忘れてはいけません。

尾崎神社は近江町市場から尾山神社に向かう途中にあり、
尾山神社から歩いても徒歩10分程度です。

こちらが尾崎神社です。
金沢の東照宮と称されるだけあり、朱色の美しい神社ですね。

(尾崎神社)

















尾崎神社は1643年 (寛永20年) に四代藩主である前田光高が
金沢城北の丸に東照三所大権現社として建立したものです。
主祭神は天照大神、東照大権現 (徳川家康)、前田利常で、
1874年 (明治7年) に神仏分離により尾崎神社と改称されました。
金沢城が陸軍省用地となったころにより
現在地に移築されたのは1878年 (明治11年)の事となります。

さて、こちらが尾崎神社の拝殿となります。
鮮やかな朱色と葵の御紋が印象的です。

尾崎神社で国の重要文化財に指定されているのは、
本殿・中門・透塀・拝殿及び幣殿・附棟札3枚とのことで、
文化的にも重要性がわかりますね。

(尾崎神社 - 拝殿)

(扉には葵の御紋がございます)

































拝殿後方には唐門・透塀ごしに本殿を見ることができます。

(唐門・透塀)


















お隣には境内社の豊受稲荷社がございます。
こちらの朱色はやや新しめの印象があります。

(豊受稲荷社)


















尾山神社に比べるとこじんまりとしていますが、
ひっそりとして静謐な空間が広がります。
これだけの貴重な神社のわりに参拝客は少ないな、
とシンプルに思いました。
続いて、尾山神社へと向かいます。

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