住宅が密集しているエリアを歩いて行くのですが、
比較的低層の住宅が多いためか、安心感のようなものを感じますね。
床屋さんの矢印を見つければ、馬橋稲荷神社はもうすぐです。
(杉並区の住宅街を歩いて馬橋稲荷神社へ) |
馬橋稲荷神社は馬橋村の鎮守だった神社で、
鎌倉末期の創立と伝えられています。
祭神は宇迦之魂神 (うかのみたまのかみ)と、
大麻等能豆神(おおまとのづのかみ)です。
(馬橋稲荷神社 - 一の鳥居) |
馬橋稲荷神社と言えば「双龍鳥居」を思い浮かべる方も多いかと思います。
龍の巻いた鳥居というのは都内に3か所のみです。
後の2つは品川神社と宿鳳山高円寺境内にある稲荷社で、
この3つは「東京三鳥居」と言われます。
馬橋稲荷神社の二の鳥居が双龍鳥居です。
1932年 (昭和7年) に建造された鳥居は優雅な佇まいで
もっと新しく見えますね。
(馬橋稲荷神社 - 二の鳥居) |
双龍鳥居の手前の池を見ていたら、
昔はここに鯉を飼っていたけど、
大型の鳥が来て食べてしまうので今は飼っていないんだ、
というエピソードを聞きました。
なるほど、神社の境内は広く、
鳥にとっても寛ぎの空間なんでしょうね。
さて、参道を進み三の鳥居を越えると朱塗りの随神門がございます。
こちらは昭和50年鎮座700年記念事業の建立されたものとのこと。
(随神門) |
こちらは手水鉢も凝った造りになっていますね。
龍もきちんといます。
(手水舎) |
社殿で参拝をした後に、境内を見てみます。
境内社が多いのも特徴でしょうか?
(舞殿) |
(斎霊殿) |
(厳島神社と水神社) |
朱色の社殿がやはり印象的ですが、
参道がこれだけ長く立派なのは都内ではなかなかありませんね。
まさに心安らぐ空間と言えます。
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