途中、小さい河川を渡るのですが、こちらが「次大夫堀」です。
橋の名前が「治大夫橋」というのもちょっとユニークですね。
(治大夫橋 - 絵タイルが印象的です) |
(次大夫堀) |
こちらは慶長年間、徳川家康の命により多摩川左岸の六郷地方を
潤す農業用灌漑用水です。
水利事業で有名な小泉次大夫 (1539年 ~ 1624年) によるもので、
世田谷では「次大夫堀」と呼ばれますが、
一般的には六郷用水という呼び名の方がポピュラーかもしれません。
途中、身延山久遠寺の関東別院である「妙隆山 玉川寺」の前を通ります。
玉川寺 (ぎょくせんじ) は元々は1666年 (寛文6年) に日暮里に創建された
妙隆寺ですが、身延山久遠寺法主望月上人が
当地へ1932年 (昭和7年)に移転されました。
庭園の美しさが印象的ですね。
(身延山関東別院 玉川寺) |
(玉川寺境内) |
さて、こちらが「瀬田玉川神社」となります。
瀬田玉川神社の歴史は戦国時代まで遡ります。
" 戦国時代の永禄年中(1558年 ~ 1580年)にこの村の下屋敷に勧請し、
その後、1626年 (寛永3年) 瀧ヶ谷に長崎四郎右衛門嘉国が寄付をして遷宮した"
と伝えられています。
旧村社だけあり立派な神社です。
(瀬田玉川神社) |
参道脇には「新春 神さまクイズ」が出題されています。
全部で7問ですが、楽しみながら神道について学べるユニークな企画です。
(新春 神さまクイズ) |
そんな神さまクイズに答えながら、拝殿に到着です。
もともと静かな住宅街の中にある神社ですが、
ここまで来るとさらに清々しい雰囲気が漂います。
(瀬田玉川神社 - 鳥居から拝殿を臨む) |
(瀬田玉川神社 - 拝殿) |
(瀬田玉川神社 - 神楽殿) |
拝殿には漫画家・蛭子能収先生のご奉納の絵馬があります。
いつもの蛭子先生の作品よりシリアスなタッチですね。
(蛭子能収先生ご奉納の絵馬) |
瀬田玉川神社には飛地境内末社として瘡守稲荷神社がありますので、
続いてそちらに向かうことに致します。
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