2018年4月20日金曜日

駒込駅周辺散歩 ② 駒込妙義坂子育地蔵尊へ

大国神社を後にして、妙義神社を目指します。
妙義神社にその名を由来する妙義坂を下っていくと、
立派な地蔵堂が目に入りました。

(駒込妙義坂子育地蔵尊)




















こちらが「駒込妙義坂子育地蔵尊」です。
詳細な説明板がありますので歴史を確認致しますと、

1668年 (寛文8年) に駒込の今井家が子孫繁栄を祈願して地蔵尊とお堂を建立、
以来地元有志によって毎月念仏供養が営まれたとのこと。

現在は城官寺(北区上中里)の境外地蔵尊として祀られているとのことですが、
戦前は70坪ほどの境内に多くの供養石像が並列し賑わったらしいですね。

(駒込妙義坂子育地蔵尊 - 説明)



















真中のお地蔵さまと右側の如意輪観音さまに加えて、
左側にある供養碑が気になりました。

(右から如意輪観音さま, お地蔵さま, 供養碑)

(供養碑)





































こちらのおかっぱ頭にセーラー服の童女2人が並んだ供養碑ですが、
1933年 (昭和8年) にこの近くで交通事故にあって亡くなった
11歳の仲良しの少女を供養するために建てられたものだそうです。

こうして見てみてるともの悲しさを感じますが、
これからも地域の安全を見守り続けてくれることでしょう。

道行く人も手をあわせる方が多く、
地元に溶け込んでいる地蔵尊であることがわかりますね。

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