虎ノ門と言えば日本を代表するビジネス街ですが、
路地裏には古い民家なんかも結構残っていたり致します。
こちらの「小寶稲荷神社」も雑居ビルや個人宅、新しいマンション
などが混在したエリアにあります。
詳しい創建等々は不明ですが、額には昭和5年 (1930年) の文字もありますので、
かなり古い神社であることは間違いないようです。
きつね像が歩道にはみ出しているのがちょっと気になりました。
(ダウンタウンのような雰囲気の一角にあります) |
(小寶稲荷神社 - きつね様がはみだしてますね) |
(小寶稲荷神社) |
小寶稲荷神社から歩いてすぐの場所には「豊繁稲荷神社」がございます。
こちらはビルの敷地内に建てられた神社です。
こちらの近くはサラリーマンの休憩スポットとなっているようで、
スマホ片手のサラリーマンを多く見かける場所です。
(ビル緑地部分にあります) |
(豊繁稲荷神社) |
休憩場所と言えば、こちらから5分程歩くと「南桜公園」があります。
南桜公園(なんおうこうえん)の周辺は、
江戸時代には多くの大名屋敷があった場所とのことで、
こちらは幕末には老中の堀田正睦(1810年 ~ 1864年)の中屋敷でした。
1929年 (昭和4年) に関東大震災の帝都震災復興事業により、
南桜小学校に隣接して公園が開設されました。
その後、南桜小学校は廃校になり公園の一部となります。
(南桜公園) |
(まさにオフィス街のオアシス的存在) |
そんな経緯もあり、公園内には小学校時代の遺構も残り、
それを探すのも面白いですね。
(二宮金次郎像) |
(井戸跡でしょうか?) |
(南桜公園と南桜小学校) |
このエリアは仕事で通り過ぎるだけ!
という方も多いと思いますが、立ち止まってみますと
なかなか面白いところもありますね。
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