ここ豊島区立北大塚公園は比較的広めの公園です。
そんな北大塚公園の近くにあるのが「出世稲荷神社」です。
(豊島区北大塚公園) |
(住宅街の中にある出世稲荷神社 - 左奥に赤い幟旗が見えます) |
大塚駅近くの住宅街の中にあるこの神社ですが、
周辺の住宅と溶け込んでいるような雰囲気です。
稲荷神社ではお馴染みの赤い幟旗と鳥居が
付近の住宅と一線を画していますね。
(北大塚出世稲荷神社) |
(拝殿) |
(出世稲荷神社縁起) |
神社についての説明もきちんと掲示されているので引用致します。
出世稲荷神社縁起
祭神 宇迦之御魂命 (ウカノミタマノミコト)
由緒 五穀の守護神であると、ともに衣食住の守り神であったため、
江戸時代に於いては、農家は勿論商家に於いても
広く屋敷神としておまつりされていた。
沿革 当社の創建時代は、詳らかではないが嘉永七年版の地図によると、
今の空蝉橋の袂あたりに記載されている。
明治三十六年山手線大塚駅が完成し、後貨物線の拡張工事に伴い
大正初期に現在地に遷されたものである。
当時は枝ぶりのよい赤松の大木があったが、工事の為伐採されてしまった。
「夏ともなれば蝉の抜け殻が数多く、みられたので、
のち橋の名を空蝉橋(ウツセミバシ)と名ずけられた」
と古老たちは話している。
第二次大戦にて焼失、北口睦の篤信の方々により復興維持されてきたが、
老朽化してきたので、平成七年十一月社殿を改築併せて外塀工事も完工した。
平成七年十一月二十四日
平成七年に改築されたとのことですが、
20年以上経っているようには見えませんね。
非常に丁寧に祀られているのが一目でわかります。
大塚駅近辺は古い建物も比較的多く残っていて、
散策には楽しいエリアですね。
帰りは昔神社があったあたりかな?と勝手に想像した、
空蝉橋付近を通り大塚駅から帰ることに致します。
(大塚駅近く空蝉橋通り北交差点) |
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