2016年11月1日火曜日

神楽坂・湯島散策 ③ ~ 牛込神楽坂から本郷三丁目へ ~

 お蕎麦を食べた後は、引き続き散策を楽しむことに。
「山せみ」からすぐ近くにある「山下漆器店」に人だかりができているので寄ってみます。
どうやら、お目当ては店頭の「こけ玉」のようです。

(山下漆器店)

(コケ玉)






































山下漆器店は、昭和22年創業の神楽坂にある老舗のお店。
全国から集めた漆器で有名なお店ですが、コケ玉も扱っているのですね。
写真は団体客が去った後に撮りましたが、なかなかの混雑でした。

さて、神楽坂を後にして、向かうは本郷三丁目です。
大江戸線・牛込神楽坂駅から本郷三丁目へ向かいます。

(都営大江戸線・牛込神楽坂駅)

(都営大江戸線・本郷三丁目駅)






































本郷三丁目と言えば東京大学ですが、今回は東京大学へは行かず、
神田明神を目指して、春日通りを歩いて行きます。
付近は学生街&オフィス街&住宅地という雑多な空間です。
駅近くには、建物の間に小さい神社などあります。
どうやら、駒込富士神社がこの地にあったようで、
昭和40年までは本富士町という町名だったとのこと。

(旧本富士町であることを示すプレート)

(建物の間にひっそりと建つ神社)

(冨士淺間大神 の文字が刻まれています)
























































また、レトロな建物も多く、その中でも一際目立つのが「本郷中央教会」の建物。
1890年にカナダ・メソジスト教会の宣教師チャールズ・イビーによって
設立された古い教会です。
1923年の関東大震災によって消失するも、1929年米国人宣教師ボーゲルの設計により
現在の姿に再建されたそうです。

(登録文化財にも指定されている本郷中央教会)




















東京大学の春日門を通過すると、付近には味のある建物が散見されます。
まずは、「さかえビル」です。
こちらは、1934年(昭和9年)、春日通りに面して、
薬学博士により薬学研究所と貸事務所を兼ねたビルとして建設されたもので、
当時流行したアール・デコ様式を取り入れたおしゃれなビルです。
こちらも、1998年に登録文化財に指定されています。
現在は1階がコンビニのサンクスというのが、時の流れを感じます。

(東京大学・春日門)

(さかえビル)






































近くの松竹会館 (1階は松竹堂cafe)もレトロな雰囲気のビルですが、
 こういった懐かしい雰囲気の建物が多いのも特徴かと思います。

(松竹会館)

(レトロなビル群)






































そして一際威厳のある雰囲気の寺院が麟祥院(りんしょういん)です。
こちらは、臨済宗妙心寺派の寺院で山号は天沢山。
徳川家光の乳母として知られる春日局の菩提寺として有名です。

(麟祥院)




















付近を右折し「サッカー通り(金花通り / 金花商店会)」を直進します。
サッカー・ミュージアムがある通りですが、基本的にはごく普通の通りです。
オフィスが中心の印象ですが、昔ながらのお肉やさんなどあったりします。
そしてこちらが、日本サッカーミュージアム。
日本サッカー協会が2002年FIFAワールドカップ日韓大会の開催を記念して、
2003年12月22日に開設した日本サッカー協会ビルに設けられたサッカーの展示施設です。
ブルーの映える美しい建物です。

(サッカー通り)

(日本サッカーミュージアム)



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