城東地区に住んでいる自分から見ると、ちょっと遠いところというイメージですが、
実際は電車で1本、1時間以内でいける手頃な場所です。
府中訪問のメイン「府中米軍基地跡」ですが、
それ以外にもいろいろありそうなので、まずは京王線府中駅へと向かいます。
思えば、京王線にのるのは、はるか昔に高尾山に行って以来ですね。
さてこちらが府中駅。デパートなんかもあって、そこそこ賑やかな雰囲気です。
(京王線 府中駅) |
こちら府中駅付近で、まずは見逃せないのは「馬場大門のケヤキ並木」。
こちらは国指定天然記念物の並木にして、大國魂神社の参道です。
こちらのケヤキですが、参道としての威厳と、
駅前のショッピングストリートの明るさがマッチしてなかなか見事なものですね。
(馬場大門のけやき並木通り) |
(天然記念物大国魂神社欅並木
と記載されている石碑)
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ケヤキ並木の終点付近には、欅並木にゆかりの深い
「源義家公の像」があります。
すぐ手前の石碑には謂れが記載されており、勉強になります。
(源義家公の像) |
こちらの欅並木の終点は大國魂神社ですが、
その前に2か所ほど寄っておきたいところがあります。
一つは、ケヤキ並木の途中を右折した場所にある 「諸法山 相承院 称名寺」です。
寛元3(1245)年、道阿上人一光大和尚開山の古刹で、時宗の寺院となります。
また、日本三大子育て地蔵尊の一つの「日限子育地蔵」があることでも有名です。
ちなみにあと2つを調べましたが、一つは 岩船山 高勝寺(栃木)とのことですが、もう一つがわかりませんでした。気になりますね。。。
(諸法山 相承院 称名寺)
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(本堂) |
(地蔵堂) |
(時宗の開祖一遍上人像) |
さて、称名寺を後にして向かうのは、「高札場」です。
中世末期から江戸時代にかけ、幕府から御法度、掟書、犯罪人の罪状などを
一般庶民に通達するため、板に記したものが高札(こうさつ)で、
これを掲げた場所が高札場です。
高札の性質から言って、人目につくところに設置しなければ意味がないので、
街道沿いの宿場や橋の袂、村の名主宅前などに設置されていました。
こちらの高札場ですが、旧甲州街道と府中街道の交差点の南西の角
というまさに交通の要所にあります。
(府中高札場) |
(府中高札場の説明版) |
また、向いにある「中久本店」のレトロな佇まいも必見ですね。
この付近は、かつて「札の辻」「鍵屋の辻」と呼ばれて栄えていたところです。
なお、中久本店は酒蔵を改造したレトロな雰囲気の「蔵カフェ」と、
美味しい日本酒の揃う酒屋さんとして営業されています。
(中久本店 全景) |
(中久本店 喫茶室「蔵」) |
それではいよいよ、大國魂神社へと向かいます。
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