2016年4月2日土曜日

出雲大社・境港へ ⑦ ~ 旧JR大社駅へ ~

 再び雲州平田駅へと戻り、電鉄出雲市行きの電車に乗り込みます。
今度は京王5000系の車両で、ガイドの方も乗車している電車です。
雲州平田から電鉄出雲市へは20分程度で到着です。

(電鉄出雲市駅行の電車)

(電鉄出雲市駅へ到着)

(一畑電車・電鉄出雲市駅は高架化しています)


















































出雲での仕事も終了し、出雲大社へと向かいます。
出雲大社行きのバスは、JR出雲市駅前から概ね30分に1本の割合ででております。途中、公営団地など住宅地街を通るので、地元の方々と観光客の比率がちょうど半々くらいでした。今回、出雲大社による前に行く目的地は 旧JR大社駅舎です。

(JR出雲市駅 1 のりば
出雲大社・日御崎行 バス時刻表)

(出雲大社・日御崎行バス)










































 かつて国鉄は、出雲市から大社駅までの7.5Kmを結ぶ、大社線を運行していました。1912年に開業した路線で、かつては、名古屋や大阪から直通列車も運行されていましたが、1985年には、出雲市からの普通列車の運行のみになり、1900年に廃線となりました。
 現存する駅舎は、1924年(大正13年)に改築されたものです。
2004年には国の重要文化財にも指定されています。

(旧JR大社駅 - 全景)

(旧JR大社駅 - 正面)
 

































この駅舎ですが、一見の価値あり、というよりは、個人的には出雲旅行の際の必見と言えます。
当時の雰囲気を今に伝える木造駅舎は威厳があります。
雲州平田でも感じましたが、この歴史的建造物を残そうとされている地元の方の熱意のようなものを感じますね。
駅舎の概観が残っているのはもちろん、切符売場や時刻表など、当時の雰囲気を今に残しています。ホームも当時のまま残っています。
ここまできれいに廃線後の駅舎が残っているのを見るのは、個人的には、昨年に行った中国旅行で見た旅順駅以来ですね。

(旧大社駅切符売場)

(現役のような保存状態ですね)

(旧大社駅の概要)
(天井にも味があります)

(旧大社駅のプラットフォーム)

(旧大社駅・待合室)

(旧大社駅・待合室)

(大社線・上り発車時刻表)

(大社駅からの普通旅客運賃表)


(線路から旧大社駅を臨む)

(往時の繁栄が偲ばれる大社駅改札口)

(SLもあります)

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