特にシエナ派の絵画の充実は目を見張るものがありますね。
そんな絵画を堪能できるスポットは以下の通りです。
・市立美術館 (Museo Civico)
トスカーナ州におけるゴシック建設の最高傑作のひとつである
シエナの市庁舎ですが、2階には市立美術館があります。
(シエナ市庁舎とカンポ広場) |
建物自体も見る価値が大いにあるわけですが、
美術館も必見といえます。
特に、シエナ派の巨匠であるシモーネ・マルティーニの
「荘厳の聖母」(マエスタ = Maesta)は必見中の必見。
(マルティーニのマエスタ) |
その他にも数多くの傑作があります。
・サンタ・マリア・スカラ救済院 (Spedale Santa Maria della Scala)
元々は9~11世紀に貧しい人々を救済するために作られた施設ですが、
それゆえに、救済院の日常を描いた多数のフレスコ画が飾られています。
フレスコ画は往時の様子を今に伝える貴重なものであるとともに、
芸術的価値も兼ね備えています。
こちらが質量ともに充実しており、
個人的には絵画ファンはこちらは必見ではないかな?と思います。
(部屋の両サイドにフレスコ画がぎっしりと) |
(フレスコ画) |
このほか、ドゥオーモ付属美術館にもドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ
(Duccio di Buoninsegna)の傑作 マエスタ(荘厳の聖母)があるなど、
美術愛好家にとっては見ごたえのある町ですね。
(ドゥッチョのマエスタ) |
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