2018年12月17日月曜日

イタリア旅行 76 シエナ観光 ~ 市立美術館とサンタ・マリア・スカラ救済院 ~

シエナの魅力の一つは絵画を堪能できるということでしょうね。
特にシエナ派の絵画の充実は目を見張るものがありますね。
そんな絵画を堪能できるスポットは以下の通りです。

・市立美術館 (Museo Civico)

トスカーナ州におけるゴシック建設の最高傑作のひとつである
シエナの市庁舎ですが、2階には市立美術館があります。

(シエナ市庁舎とカンポ広場)

















建物自体も見る価値が大いにあるわけですが、
美術館も必見といえます。
特に、シエナ派の巨匠であるシモーネ・マルティーニの
「荘厳の聖母」(マエスタ = Maesta)は必見中の必見。

(マルティーニのマエスタ)

















その他にも数多くの傑作があります。

・サンタ・マリア・スカラ救済院 (Spedale Santa Maria della Scala)

元々は9~11世紀に貧しい人々を救済するために作られた施設ですが、
それゆえに、救済院の日常を描いた多数のフレスコ画が飾られています。

フレスコ画は往時の様子を今に伝える貴重なものであるとともに、
芸術的価値も兼ね備えています。
こちらが質量ともに充実しており、
個人的には絵画ファンはこちらは必見ではないかな?と思います。

(部屋の両サイドにフレスコ画がぎっしりと)

(フレスコ画)

































このほか、ドゥオーモ付属美術館にもドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャ
(Duccio di Buoninsegna)の傑作 マエスタ(荘厳の聖母)があるなど、
美術愛好家にとっては見ごたえのある町ですね。

(ドゥッチョのマエスタ)




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