鉄道駅前の工場の多くが廃墟と化していることです。
かつては工場で栄えた街もすっかり寂しくなっている、
そんな光景がありました。
イタリアの失業率は高止まりしていますが、
その理由の一端はこういった風景にも現れているかと思います。
ティボリにも同じような光景が見られました。
まずはこちらの工場跡廃墟。
市内のSantuario di Ercole Vincitore 内にあります。
てっきり見学できるのかな?と思いましたが、
中には入れませんでした。
(Santuario di Ercole Vincitoreにある工場跡) |
(線路跡もありかなりの規模の工場だったらしい) |
ここから少し離れた場所にも廃工場がありました。
一体運営されていたようにも見えますが詳細は不明です。
(更に郊外にある廃工場) |
(屋根がすっかりと無くなっています) |
もう一つは、ローマからティボリへ電車に行く途中にも見えた廃工場です。
こちらはかなり大規模なものです。
煙突など残されたままですが、
敷地内の草はかなり成長している感じですので、
工場の操業を止めてからも随分と時間が経っているようです。
(本来は中庭だった部分に草が茂っています) |
(煙突などは撤去されていない様子) |
(窓ガラスが一部残る) |
これだけの規模の工場が操業を止めたのだから、
地域経済への影響は相当あったでしょうね。
工場がバリバリに動いているときに来ていれば、
ティボリの印象も相当変わっていただろうと思います。
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