2012年3月3日土曜日

楓涇 (枫泾 - Fenjing) 紀行 ① ~ 上海近郊水郷 ~

 当ブログで最初に取り上げたの烏鎮でしたが、そもそも中国の水郷古鎮に興味を持つきっかけとなったのはこの楓涇  (枫泾 - Fenjing) 訪問(2011年6月)でした。
1500年の歴史のあるこの町は、観光地としても整備はされていますが、それ以上に素朴な生活が残っているが魅力的だと思います。

<楓涇 (枫泾 - Fenjing)への行き方>
  
  最も簡単な行き方は地下鉄1号線の錦江楽園駅(锦江乐园站)近くの新西南汽車站(通称, 梅隴站。地下鉄駅を上海市街を背中にまっすぐ行って左折 - 住所: 徐匯区濾閔路8071号)から楓梅線のバスで行くことです(11元)。1時間程度で到着です。
  枫泾汽車站は風景区の北側にあり、風景区から遠くはありませんが、入場券売り場(旅客服務中心)が見えたらそこで下車したほうが早いです。

(風景区入り口)



















 また、蓮楓専線(莲枫专线)が地下鉄1号線の蓮花路(莲花路)まで通じています。
こちらは10元と料金はやや安いですが、各駅停車。
私は帰りに利用しましたが、2時間くらいかかりました。
ただ、上海の工業地帯などひた走り、行きとは違う風景が楽しめました。
時間のある方はこのルートもお考えください。

その他にも、上海から鉄道の便もあります。
鉄道駅は風景区からやや離れていることや便数など考えるとあまり便利とは言えません。

<いざ楓涇 (枫泾 - Fenjing)へ!>

 さて、いよいよ楓涇へ出発です。行きは新西南汽車站から楓梅線に乗ることにしました。
バスはほぼ予定通り1時間で到着、いよいよ楓涇への旅がスタートです。
まずは入場券売り場でセットの入場券50元を購入してスタートです。

(古鎮へのゲートウエイ)




 















 門をくぐり新楓路をまっすぐ直進すると、古鎮の古い街並みのエリアに出ます。

(雰囲気のある古鎮入口)
ここを過ぎるとセット入場券の最初の見どころ「丁蹄作坊」に到着です。

<丁蹄作坊>

 丁蹄とは豚足のことで、楓涇名物の豚足を作る作業場が丁蹄作坊です。
作業を人形で再現しているところがユニークです。

(丁蹄作坊入口)
(素朴な味わいのある人形)
(リアルですね)

 建物自体は小さく見学は数分で終わりますが、
古い建物は味があっていいものです。
この丁蹄作坊の前の川沿いの通りが南大街で、
中大街、北大街と名前は変わりますが、古鎮のメインストリートです。
では、この通りを北に歩くことにします。

             (素朴な雰囲気の南大街)



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