2019年4月17日水曜日

東新宿駅周辺散策 ① 厳嶋神社 (抜弁天) へ

東新宿駅にやって参りました。
以前は東新宿駅を基点に新久保方面へ散策しましたが、
本日は若松河田駅方面をちょっとだけ散策致します。

付近は一大ターミナル新宿駅近くだけあり大型ビルも多いですが、
昔ながらの入り組んだ町並みは健在といった感じです。

最初に向かうのは「厳嶋神社 (抜弁天) 」です。
途中、右手に「浄土宗専念寺」が見えてきます。
コンパクトながら落ち着いた雰囲気の寺院ですね。
寺院が多いのもこのエリアの特徴です。

(浄土宗専念寺)



















さて、こちらが厳嶋神社 (抜弁天) となります。
複雑に入り組んだ交差点の角といった立地です。

(厳嶋神社 (抜弁天)  - 遠景)



















厳嶋神社のご由緒については境内掲示がわかりやすくまとまっています。

" 白河天皇の御世、応徳三年(一〇八六年)鎮守府将軍・源義家公は、
後三年の役で奥州征伐の途上この地に立ち寄り、
遠く富士を望み安芸の厳島神社に勝利を祈願した。
義家は奥州鎮定後その御礼に神社を建て、
市杵島姫命を祀ったのが当厳島神社の始めと伝えられている。
(豊多摩郡誌参照)"

また、抜弁天の由来は2つあります。

① 義家がこの地に立ち寄り祈願して苦難を切り抜けたという伝説に由来
② 境内参道が南北に通り抜けできること

その今でも南北に抜ける参道を歩いて参拝へと向かいます。

(鳥居と参道)

(反対側の鳥居と参道)




































社殿は思っていたよりもコンパクトですが、
完璧なまでに手入れをされているのが一目でわかります。

(厳嶋神社 - 社殿)




















弁天池もきれいでした。
手水石にいた龍が睨みを利かせている雰囲気ですね。

(弁天池と手水石)



















交通量の多い交差点付近の神社ではありますが、
境内は別世界のような雰囲気が漂うから不思議なものです。

江戸時代には犬公方・徳川綱吉の生類憐れみの令により
付近に野犬のための2万5千坪の犬小屋が設置されてらしいですが、
そんな面影は全く感じさせませんね。

さて、次は西向天神社へと向かいます。

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