2016年8月6日土曜日

2016年夏 中国・水郷の旅 ㉔ ~ マイナー古鎮・高橋鎮(高桥镇)へ ~

 ホテルチェックイン後はすぐに、高橋鎮へと向かいます。
こちらはあまり有名ではありませんが、上海の古い町並が残る地域
という情報をキャッチしたのでとりあえず行ってみよう!という感じで訪問です。
高橋鎮の最寄り駅は地下鉄6号線の外高橋保税区北駅(外高桥保税区北站)です。
地下鉄で行けるので、アクセスは楽ですね。
しかしながら、地下鉄6号線は半分くらいは途中の巨峰路止まりということで
(たまたまか2本続けて巨峰路止まり!)、終点の港城路まで行く電車は少なく
思ったより時間がかかりました。

(巨峰路駅 - 地下鉄12号線は乗り換え)


(外高桥保税区北站 - こちらも高架駅です)



















駅を降りたら川沿い(高桥港)の通り・高橋東街を歩き、
最初の目的地の高橋歷史文化陳列館(仰賢堂)です。
こちらは建物ですが、1930年代に建造された中洋折衷建築です。
建物の保存状態もよく、建物そのものにも価値がありますが、
高橋鎮の歴史、文化を学ぶことができます。
ただし、解説はほぼ中国語オンリーですが。。。

(高桥港に沿って高桥东街を歩きます)

(こちらの趣のある建物が高橋歷史文化陳列館(仰賢堂)

(高橋仰賢堂 正面)

(1階入口付近 - 仰賢堂の文字があります)

(建物の保存状態はよく
展示物も充実しています)




















































































高橋東街は集合住宅が立ち並ぶエリアになっていて、
古い建物は仰賢堂付近に少々あるのみ。
そんなわけで、高橋西街へ行く前にこちらの橋を渡って、义王路を歩きます。
こちらの先の王新街あたりは、古い住宅が立ち並びます。

(义王路)

(王新街)

(手前の青い幌の建物は雀荘でした)


















































続いて、高橋西街へ向かう途中にある石家街へ。
こちらは現役の商業エリアではありますが、古い建物もぽつぽつとあるエリア。
ユニークなのがこちらのピンク色の教会・霊恩堂(灵恩堂)です。
1985年まで歴史をさかのぼれる古い協会です。
こういった古い教会があるのも、ある意味上海らしいと言えるのかもしれません。

(石家街の古い家屋)

(霊恩堂(灵恩堂))









































そしていよいよ高橋西街へと向かいます。
まずいきなり目を惹くのがこちらの建物・高橋長興館(高桥长兴馆)です。
こちらはレストランですが、ここから旧市街風の建物が並ぶエリアとなります。

(高橋長興館 - 奥には美しい橋も)


















ここから、西街の商店街エリアです。
こちらには、観光客用に開放されている建物があります。
その中でもこちらが展示品も充実しており、見応えがあります。
このような建物が整備され残っているのはうれしい限りです。

(こちらも開放されている民家)

(内部は芸術館として公開)


































こちらの並びにあるのが高橋黄氏民宅。
何故か内部には複製画が多数展示されています。

(高橋黄氏民宅入口)

(門の彫刻にも注目です)

(何故複製画なのか??)


















































最後に「高橋人家陳列館(淩氏民宅)」へ向かいます。
こちらは、当時の生活の様子が古い調度品とともに残っています。
部屋数も多く見応えがあり、一番印象に残りました。

(高橋人家陳列館 - 淩氏民宅がベース)

(建物の細工はかなり細かいです)

(1階部分)

(2階にも上がれます)

(各部屋には部屋の持ち主や用途の解説が英語と中国語であります)

(寝室)


































































































東街・西街に続き高橋北街へと向かいます。
こちらは西街とは違い、密集した住宅地となっています。
生活感のある細い路地が続きます。

(高橋北街)

(純粋な住宅街ですね)

(こちらの建物は趣があります)


















































さて、高橋鎮の散策は終了し、上海市中心部へと戻ります。



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