2018年3月27日火曜日

浦安散歩 ② 花蔵院・東学寺・正福寺へ

豊受神社を後にして、境川方面へ歩を進めます。
途中、「清心大菩薩」がございます。
こちらは浦安では「清心様」と古くから信仰されているとのことです。

(清心大菩薩)




















そのお隣にあるのが、真義真言宗の寺院「海照山 花蔵院」です。
浦安最古の寺院ということで歴史を感じさせます。

(海照山 花蔵院)



















重要なのは、公訴貝猟願成の塔(浦安市指定有形文化財)です。

堀江・猫実村(浦安)と船橋村では三番瀬の漁場を巡って
1782年(天明2年)から7年間も争っていました。
その際に犠牲になった3名の業績を称え冥福を祈る為の塔です。
浦安が漁村であった時代を今に伝える貴重なものです。

(公訴貝猟願成の塔と六地蔵)




















そしてしばらく歩くと境橋です。
この辺りを流れる境川はばっちりと護岸工事がされていますが、
レンガ造りという珍しい作りになっています。
荷重の関係で石組ができなかったとのころで、
浦安ならではの景観を醸し出していると言えますね。

(境橋)

(境川 - 護岸のレンガに注目です)





































境橋を渡ってすぐの場所には真言宗豊山派の
「医王山 東学寺」がございます。
常誉法印によって永禄年間 (1558年 ~ 1569年)に開基されたといわれます。
ご本尊は薬師如来ですが、非公開です。
また、境内にある福好稲荷大明神はちょっと濃いめの朱色の鳥居が印象的ですね。

(医王山 東学寺)

(福好稲荷大明神)





































お隣には「説江山 正福寺」がございまして、こちらは日蓮宗の寺院です。
1593年(文禄2年) に十乗院日詠上人により開山されました。
境内には淨行堂としなび地蔵尊がございます。

(説江山 正福寺)

(淨行堂)

(しなび地蔵尊)






















































この付近は寺院が多いエリアですね。
町並みだけみると新興住宅街という雰囲気ですが、
比較的古くから町並みが形成されていたことがわかります。

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