2018年3月21日水曜日

月島・佃散策 ③ 佃天台地蔵尊へ

於咲波除稲荷神社の正面は古くからの住宅が立ち並ぶエリアですが、
住宅と住宅の間の小路に「佃天台地蔵尊入口」と書かれた看板があります。
小路は結構細いのですが、奇麗にタイルで舗装されています。
しばらく歩くと佃天台地蔵尊がございます。
(ちなみに、反対側の方が正式な入口っぽい雰囲気ですね。)

(佃天台地蔵尊入口)

(普通の小路に見えますが。。。)

(立派な地蔵尊がございます)
(ちなみに反対側の入口です)








































































看板がなければまず入って行かない、
というか行けない小路にある不思議な空間、
というのが第一印象ですね。

入口付近には銀杏の大木が抜群の存在感を見せています。
銀杏に合わせて建物を建てるという感じで、
何か素直にすごい!と思ってしまいますね。

(地蔵尊入口付近 - 詳細な縁起と銀杏の大木)

(佃天台地蔵尊)


佃天台地蔵尊の歴史は古く、縁起によりますと、

江戸時代の中期、正徳5年(1715年) ~ 元文3年(1738年)に在住された
上野寛永寺崇徳院宮法親王が地蔵菩薩と厚く信仰され、
自ら地蔵尊像を描き江戸府内の寺院にたまわり、
地蔵尊造立と促されたと伝えられています。

とありますので、300年もの歴史があることになります。

江戸時代から佃の子供達を水難から守ってきたといわれ、
今でも地元の人々の変わらぬ信仰を集めています。

比較的狭い空間なのに広く感じると思ったら、
ここは明るいのですね。
蛍光灯の数がものすごく多いです。

狭い路地の中にあってこの明るい雰囲気、
非常に暖かみを感じる不思議な空間ですね。

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