2015年4月22日水曜日

米子空港から出雲市への行き方研究

1.出雲と言えば出雲空港ですが。。。

出雲市へ最も早く行く方法は出雲空港経由であることは間違いありません。
出雲空港へは下記の6都市からのフライトがあります。(2015年4月現在)

① 出雲⇔東京 JAL 1日6便
② 出雲⇔大阪(伊丹) JAC 1日5便
③ 出雲⇔福岡 JAC 1日2便
④ 出雲⇔名古屋(小牧) FDA(JALと共同運航) 1日2便
⑤ 出雲⇔隠岐 JAC 1日1便
⑥ 出雲⇔札幌(新千歳) JAC 1日1便

上記を見てお分かりの通り、すべてJAL系列のフライトであり、
全日空(ANA)便は就航していません
ANAマイラーとしては残念ですが、どうしてもANAで出雲に行きたい場合、
米子空港を利用するという方法があります。

※ 出雲空港から米子市までは連絡バスが出ています。
料金は720円、所要時間は25分です。距離を考えれば少々高めですね。
JR出雲市でなくとも、JRの駅まで行きたい!という場合、直江駅で途中下車可能で、
料金は460円、所要時間は10分、こちらも料金は高め。

2.米子空港から出雲市へ

米子空港から出雲市へ向かう場合、いくつかルートがありますので紹介致します。

① JRルート

米子鬼太郎空港の最寄駅はJR境線の米子空港駅。
こちらから、米子駅乗り換えで出雲市駅まで行くことが可能です。
料金は、1,320円(米子から出雲市まで特急利用だと自由席特急券料金が1,180円必要)、
所要時間は米子空港⇒米子が30分程度、米子⇒出雲市が普通で70分、特急50分程度です。

② 連絡バス+JR

米子鬼太郎空港へのメジャーなバス路線は、米子駅と松江駅。
どちらを経由しても出雲市駅へ行くことが可能。

・ 米子駅経由

米子空港から米子駅まで連絡バスで590円、所要時間は25分程度です。
米子駅から出雲市駅は料金が1,140円(米子から出雲市まで特急利用だと
自由席特急券料金が1,180円必要)、所要時間は普通で70分、特急50分程度です。

・ 松江駅経由

米子空港から松江駅まで連絡バスで990円、所要時間は45分程度です。
松江駅から出雲市駅は料金が580円(松江から出雲市まで特急利用だと
自由席特急券料金が750円必要)、所要時間は普通で45分、特急25分程度です。

松江しんじ湖温泉経由

松江と出雲の間にはJR以外にも、一畑電車が運行しています。
始発駅は松江しんじ湖温泉駅となり、JR松江駅からは2.2Km離れています。
歩けない距離ではありませんが、バスで行けます。料金は210円。
松江しんじ湖温泉から電鉄出雲市まで料金は690円、所要時間は60分弱です。
JRより料金も高く、時間がかかるのでメリットは少なく見えますが、
一畑電車は出雲大社駅まで直接行けるのと(川跡乗換、料金は810円)、
一畑電車1日フリー乗車券 1,500円を利用すると、雲州平田で途中下車して観光、
等々のメリットがでる場合もあります。

③ 縁結びパーフェクトチケット利用

東京あるいはもっと遠くから出雲まで行って1泊もしない、というのは仕事でもない限り
あまりない話ですね。そうすると、威力を発揮するのが縁結びパーエフェクトチケットです。
これは、松江・出雲地区のバスが乗り放題(一部除く)で3日間有効で3,000円という安さ。
米子鬼太郎空港案内カウンターで購入可能で、米子鬼太郎空港からですと、
松江駅までの空港連絡バスがチケットでカバーされます。

例えば、

米子鬼太郎空港 ⇒ JR松江駅 (空港連絡バス)   990円
JR松江駅 ⇒ 出雲縁結び空港 (空港連絡バス) 1,030円
出雲縁結び空港 ⇒ 出雲大社 (空港連絡バス)      880円

というルートの単純往復でも十分もとがとれますので、
出雲空港から入るより、米子空港利用の場合にメリットが出るかと思います。

縁結びパーフェクトチケットの主な利用可能路線は以下の通り

・ 空港連絡バス (米子鬼太郎空港⇔松江、
  出雲縁結び空港⇔松江、出雲市、出雲大社、玉造温泉)
・ 一畑電車全線 (松江しんじ湖温泉⇔出雲市、出雲大社)
・ 一畑バス、松江市営バス全区間

地方のバス路線は料金が高く、例えば、出雲市から出雲大社連絡所まで520円、
日御岬までは860円もかかりますので、こちらのチケットの威力がわかるかと思います。
注意点としては、JRが使えないということです。
ここだけは残念ですね。


0 件のコメント:

コメントを投稿