2017年4月22日土曜日

2017年松江&出雲へ ⑥ 出雲弥生の森博物館 &西谷墳墓群史跡公園

 さて、続いて向かうのは「西谷墳墓群史跡公園」と「出雲弥生の森博物館」で、
今回のショートトリップで最も印象深かった場所です。

(出雲弥生の森博物館)




















 「出雲弥生の森博物館」へは、出雲市駅から「三刀屋出雲線」
という路線バスで行くことが出来ます。
しかしながら、便数は平日5便、休日2便と極めて少ないので、
徒歩30分で行くか、タクシーで行くか?
というのが現実的な線かもしれませんね。
ちなみに、バス料金は200円で、時刻は以下の通りです。

(博物館の柱をそのままバス停に利用しています)




















出雲市 → 出雲弥生の森博物館前
(平日)
6:00    6:17
8:00    8:17
12:21   12:38
15:41   15:58
18:01   18:18
(土日・祝日)
13:56   14:13
16:56   17:13

出雲弥生の森博物館前→ 出雲市
(平日)
7:32    7:48
9:32    9:48
13:47   14:03
17:17   17:33
19:47   20:03
(土日・祝日)
9:02   9:18
15:22   15:38

 私は今回散歩がてら歩いて行きましたが、まあ、それなりに時間はかかりますね~。
まず最初に訪れたのは、出雲弥生の森博物館です。
こちらも入場無料といううれしい施設です。
入館すると、親切にも係りの人が来て、パンフレットをくれたうえに、
無料のコインロッカーの場所まで教えて頂きました。うれしい気配りですね。

 さて、展示の方ですが、目玉ともいうべきは、
日本最大級の弥生王墓「西谷3号墓」の大きな復元模型ですね。
当時の様子を再現しており、考古学ファンならずとも必見です。
当時の人々の様子がリアルに再現されており、非常によく出来ています。
それ以外にも、西谷墳墓群から出土した貴重な品々が展示されています。

(スケールの大きい「西谷3号墓」の復元模型)

(人物の描写にリアリティありです)

(歴史の展示も充実)

(展示品も充実です、勉強になります)










































































 また、収蔵展示室には巨大な土器が多数展示されており、
これら展示物が間近で見学することができます。
こちらは「圧倒的迫力」といった雰囲気ですね。
鑑定団ファンの自分はいくらだろうか?
などというのも気になってしまいますが。。。。

(展示品の数はかなり多いです)

(巨大な甕も多数展示)

(もちろん土器も多数)
























































西谷墳墓群と出雲弥生の森博物館は隣接していますが、
博物館で「最初に予習をしてから」西谷墳墓群へ行かれることをお勧めします。
西谷墳墓群は一見すると「ただの小山」と見えてしまうかもしれないので。。。。

さて、博物館を堪能した後は、西谷墳墓群史跡公園へと向かいます。
こちらも入場は無料となっています。
端から順番に見ていきますが、やはり博物館の復元模型で見た3号墓が印象的です。
大きさはかなりのもので、方形部は約52m×42m,高さ4.5mとなっています。
また、2号墓ではホログラムを利用した展示室もあり、なかなか見応えがあります。
出雲地方で悠久の歴史を物語るのは出雲大社だけではない!
というのが良くわかりますね。

(出雲弥生の森の地図)

(西谷3号墓の外観)

(西谷3号墓の説明プレート
各々のお墓に説明板があります)

(西谷3号墓頂上 - 登ることができます)

(埋葬の説明があります)

(西谷2号墓 - こちらの展示は必見)

(ホログラムで浮かび上がります)

































































































































 そして最後に向かうのは、三谷神社へと向かいます。
御祭神は 健磐龍命(たけいわたつのみこと)で、小高い丘の上の神社です。
何故ここで神社に行くの?と思った方もいるかと思いますが、
実はこちらの丘自体が西谷墳墓群9号墓となっています。
方形部は東西42m×南北35m、高さ5m、
この墳墓群中最大規模の四隅突出型墳丘墓であり、
規模的には先に紹介した3号墓より大きなものです。

(三谷神社は西谷九号墳であることを示す看板)

(三谷神社 - 山麓の鳥居)

(参道にある鳥居)

(三谷神社拝殿)

(稲荷社)

(境内の様子)

(三谷神社の歴史の説明)
































































































































 掲題には丁寧な解説もありますので、歴史的な勉強にもなりますね。
さあ、米子空港から帰宅することに致します。


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