2017年4月16日日曜日

2017年松江&出雲へ ② 松江・売豆紀神社へ

 米子鬼太郎空港を出発したバスはノンストップでJR松江駅前に到着です。
さて、境港と言えば「水木しげる」というのは有名ですが、
松江出身の著名漫画家と言えば?
こちらの松江テルサ前にあるブロンズ像でお馴染みの園山俊二先生
(1935年4月23日 - 1993年1月20日)です。
先生の代表作である「はじめ人間ギャートルズ」といえば、
昭和40年代生まれの我々の世代では知らない人はいないでしょう。
いや、懐かしいですね。

(松江テルサ前・はじめ人間ギャートルズ等のブロンズ)




















こちらの銘文には、園山先生と地元の関わりが記載されており、
以下引用致します。
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故郷への想いが生んだキャラクターたち
~ 漫画家 園山俊二にとっての松江 ~
1935年4月23日、松江市外中原町で生まれた漫画家 園山俊二は、
島根大学教育学部 付属小学校、同付属中学校、
島根県立松江高等学校(現 同松江北高等学校)を卒業する。

松江城の外堀で魚釣りをし、宍道湖でしじみを採り、
月照寺の亀の像の背中で友人と語り合いながら、少年時代を過ごした。

<がんばれゴンベ>
田舎から出てきたサルのゴンベが、周囲の人たちと巻き起こす騒動を描いたデビュー作

☆(ブロンズ像)<はじめ人間 ギャートルズ>
地平線を背にして、マンモスと共にたくましく生きる原始人の生活を
大らかに表現した代表作

<ペエスケ>
日常生活の中の喜怒哀楽と愛犬ガタピシとの触れ合いをテーマにした話題作

その他多くの作品の原点は、この松江で経験した自然との対話、
たくさんの友情、そして故郷への愛情にある。
こうした園山作品を通じて、さらに松江の素晴らしさを感じていただければ、
それは作者の大いなる喜びとなることだろう。
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さて、今回は松江市内観光ですが、駅から松江城とは反対方向へと向かいます。
最初の目的地は、「売豆紀(めづき)神社」です。

JR松江駅から徒歩で歩いていくと、閑静な住宅街という雰囲気の街並が続きます。
途中、養王山菩提寺(日蓮宗)に寄ってみることにいたします。
コンパクトにまとまった庭園の美しいお寺ですね。

(菩提寺はこちらの奥にあります)

(養王山菩提寺(日蓮宗))

(庭園が見事です)
























































こちらから目的地である売豆紀神社はすぐです。
主祭神は「下照比賣命(シタテルヒメノミコト)」で、
安産・病気平癒の守護神として著名な神社です。
正式な創祀年代は不詳とのことですが、927年(延長5年)にまとめられた
延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)に売豆紀神社とあることより、
相当古い神社であることは間違いありません。

(売豆紀神社 - 鳥居)

(御由緒)

(手水舎)

(神門)

(子宝犬)

(唐獅子灯篭)

(拝殿)

(境内社)

(古い狛犬)

(遥拝所)






















































































































































































松江市の中心からは離れているためか、観光客は誰もいません。
時折、地元の方が参拝に見られるのみです。
非常によく整備されており、地元の方のご努力が伝わってきますね。
メインの観光エリアからは離れますが、訪れる価値のある神社です。

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