せっかくですので、この周辺を散歩することに致します。
出発点はこちらの「雑賀公民館」です。
公民館前には付近の地図がイラストで紹介されており、
街歩きの参考になりますね。
(雑賀公民館) |
イラストの地図で目を最初に惹いたのは「若槻禮次郎生誕地」の文字ですね。
若槻礼次郎は、1866年3月21日に松江藩の下級武士(足軽)奥村仙三郎、
クラの次男としてここ松江市雑賀で生まれました。
若槻姓となったのは、1886年1月に、在学中に法学校受験を支援してくれた
叔父・若槻敬の養子となったことによります。
若槻禮次郎は、法学校でも帝国大学でも常に首席だったそうです。
その後、1926年に内閣総理大臣に就任することとなります。
このように歴史に偉大な足跡を残すわけですが、
生誕地は非常に地味で、知らなければ通り過ぎてしまいそうです。
(こちらの通り沿いにぽつんと....) |
(若槻禮次郎生誕地の石碑) |
さて、次に向いしは、「床几山(しょうぎさん)」です。
床几山は「松江城選定の地」と称される事が多いですが、
それは、江戸初期の1603年(慶長8年)、堀尾吉晴・忠氏親子が、
床几(折りたたみ式の椅子)に座り、亀田山に松江城を造ることにしたとされる
場所がこちらであることに由来致します。
現在では公園のような形になっており、まずは、盧舎那佛像をはじめとした、
石碑が数多く建立されれているのが特徴ですね。
(床几山入口を示す石碑 奥には地図もあります) |
(床几山へはこちらを左折) |
(床几山) |
(盧舎那佛像 - 日清戦争に出兵した島根県出身の戦没者の霊を 慰めるため建立さたものです) |
(堀尾吉晴 忠氏 城地選定之地) |
本当は宍道湖付近まで散歩するつもりでしたが、
時間がなくなりましたので松江駅に戻る事にいたします。
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