ここからは、高雄の旧駅を巡る旅となります。
まずは、地下鉄・西子湾駅2番出口正面にある「高雄港駅」を目指します。
途中、代天宮を通りちょっと見学。
(高雄代天宮、1954年に完成)
さて、高雄港駅です。こちらは既に廃駅となっておりますが、かつては、
高雄臨港線の終着駅でした。現在は、打狗鉄道故事館として一般公開されています。
(打狗鉄道故事館外観)
こちらが、旧・高雄港駅であることは、反対側に回ればわかります。
(ホームに残る高雄港の文字)
博物館の見どころは2つです。
まずは、旧駅舎の中ですが、鉄道駅の雰囲気を残しています。
(昔の切符など展示物も充実)
もう一つが、鉄道車両です。
こちらは、レールがそのまま残っている場所に旧車両が展示されています。
なかなか、数も多く圧巻です。
(高雄港駅に展示されている鉄道車両の数々)
入場無料でこのボリューム感はなかなかです。
さて、次の目的地は「三塊厝駅」です。
場所はややわかりにくいですが、まずは三鳳宮を目指します。
(1672年に建立された三鳳宮)
ここから、線路の方へ向かうと「三鳳中街観光商圏」というアーケードがあります。
(三鳳中街観光商圏)
こちらの通りには入らず、更に線路方面へ、三徳西街に目的地はあります。
(三徳西街へと右折します)
何の変哲もない、住宅街に目指す三塊厝駅はありました。
案内板も何もないので、わかりにくいです。
(こちらの奥に駅が)
(工事中?の三塊厝駅)
三塊厝駅はかつての台湾鉄路管理局屏東線(及び縦貫線)の駅です。
1962年にはすでに旅客扱いを中止したとあります。
Wiki情報だと、「木造駅舎と撤去されていない線路が残る」とありますが、
肝心の古い駅舎は残念ながら見つけられずです。
また、「2017年 - 隨者高雄鉄路地下化が計画完工、再開業」ともありますので、
上記が復刻した旧駅なのか、再開業の際の駅舎かはちょいとわかりませんでした。
いずれにしても、高雄駅周辺はかなり広域で工事をしていますので、
しばらくすると、まったく違った高雄の雰囲気になるかもしれません。
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