2014年8月9日土曜日

2014年・再び台湾へ! ⑳ 高雄の廃駅(高雄港駅・三塊厝駅)を訪ねて

 ここからは、高雄の旧駅を巡る旅となります。
まずは、地下鉄・西子湾駅2番出口正面にある「高雄港駅」を目指します。
途中、代天宮を通りちょっと見学。




















(高雄代天宮、1954年に完成)

さて、高雄港駅です。こちらは既に廃駅となっておりますが、かつては、
高雄臨港線の終着駅でした。現在は、打狗鉄道故事館として一般公開されています。




















(打狗鉄道故事館外観)

こちらが、旧・高雄港駅であることは、反対側に回ればわかります。



















(ホームに残る高雄港の文字)

博物館の見どころは2つです。
まずは、旧駅舎の中ですが、鉄道駅の雰囲気を残しています。























(昔の切符など展示物も充実)

もう一つが、鉄道車両です。
こちらは、レールがそのまま残っている場所に旧車両が展示されています。
なかなか、数も多く圧巻です。






















(高雄港駅に展示されている鉄道車両の数々)

入場無料でこのボリューム感はなかなかです。

さて、次の目的地は「三塊厝駅」です。
場所はややわかりにくいですが、まずは三鳳宮を目指します。



















(1672年に建立された三鳳宮)

ここから、線路の方へ向かうと「三鳳中街観光商圏」というアーケードがあります。


























(三鳳中街観光商圏)

こちらの通りには入らず、更に線路方面へ、三徳西街に目的地はあります。



















(三徳西街へと右折します)

何の変哲もない、住宅街に目指す三塊厝駅はありました。
案内板も何もないので、わかりにくいです。



















(こちらの奥に駅が)




















(工事中?の三塊厝駅)


  三塊厝駅はかつての台湾鉄路管理局屏東線(及び縦貫線)の駅です。
 1962年にはすでに旅客扱いを中止したとあります。
Wiki情報だと、「木造駅舎と撤去されていない線路が残る」とありますが、
肝心の古い駅舎は残念ながら見つけられずです。
また、「2017年 - 隨者高雄鉄路地下化が計画完工、再開業」ともありますので、
上記が復刻した旧駅なのか、再開業の際の駅舎かはちょいとわかりませんでした。

いずれにしても、高雄駅周辺はかなり広域で工事をしていますので、
しばらくすると、まったく違った高雄の雰囲気になるかもしれません。



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