松平越中守の屋敷内に安置
越中島の神社散歩は「妙栄稲荷大善神」からスタートです。
こちらは元々松平越中守の屋敷内に安置されていたとのことで、
越中島の歴史を語る上では外すことのできない神社と言えます。
詳細なご由緒につきましては、
境内に立派な掲示がございましたので、
下記に引用致します。
"妙栄稲荷大善神の由来、当 妙栄稲荷大善神の御本尊は寛永年間の頃、当地に下屋敷を構えていた松平越中守の家敷内安置されていたと言われ越中守の護り本尊として家運の繁栄と火防けの神様として熱心に信仰した稲荷と言われる。維新後明治政府により大名の廃藩が行われた際大名の領地は国有地や一部は一般に開放された越中島の地名は越中守所有の島の意である。当時、越中守の留守居役だつたと言われる鎌田氏が此の一帯を下賜された時にお稲荷さんも戴き守護神として代々祀っていた。其の後幾多の変遷が有りましたが最後には町会で管理することになりました。震災(大正十二年)後この辺一帯は区画整理が行われた時、現在の地に安置される。以後社殿も町内の皆様により立派な社殿となり町内の安全と繁栄の守護神として深い信仰を集めて居ります。平成二十六年七月吉日古石場一丁目西町会 町会長 古山利一"
その信仰の篤さが伝わるように、
境内は極めて清潔に維持されているのがわかります。
越中島もこの辺りは庶民的な雰囲気を感じさせるエリアで、
こちらの神社もそこにしっかりと溶け込んでいるという感じです。
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