2022年3月14日月曜日

越中島駅周辺散歩 ① 東京海洋大学 & 明治丸

旗本榊原越中守照清の屋敷があったことに由来


今回の散策は江東区にある「越中島」です。

越中島という地名は、当地に旗本榊原越中守照清の屋敷があったことに由来し、
この付近の中州が「越中島」と呼ばれていたことに由来するらしいです。

京葉線の越中島駅がありますが、こちらの駅、
京葉線全駅の中で最も利用者数が少ないだけでなく、
東京23区のJR駅の中においても最も利用客数が少ない駅となっており、
東京駅から3Km弱の駅とは思えない閑散さで有名です。





そんな越中島で有名なのはなんといっても「東京海洋大学」です。
東京海洋大学は 2003年に東京商船大学と東京水産大学が統合してできました。

東京海洋大学越中島キャンパスには海洋工学部が設置されていますが、
こちらの前身である東京商船大学は私立三菱商船学校にまで歴史はさかのぼり、
私立三菱商船学校の設立は1875年(明治8年)11月ですから、
歴史の重みを感じさせるものがあります。







また、東京海洋大学と言えば、
そのシンボル的な存在は明治丸です。

明治丸は日本政府が灯台巡視船として、
イギリスのグラスゴーにあるネピア造船所に発注したものです。
1874年に竣工しました。

その雄姿が今でも見られるというのは貴重ですね。






そんな越中島エリアですが、都市化も進む中、
昔ながらの神社も結構残っていますので、
神社巡りをしつつ街を歩いてみたいと思います。

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