佃島住吉神社から分祀
牡丹住吉神社から今回の最終目的地である二社神社へと向かいます。
Google Mapなしではなかなか辿り着くのが難しい、
ごく普通の民家に挟まれるような場所に位置する神社です。
「二社神社」というのはそのものずばり、
二社を一緒に祀ったことによります。
その点については、境内にご由緒を書いたものがありますので、
引用させて頂きます。
" 元禄時代、豊倉屋の主人 屋代弘賢と町方有志が 時の奉行深津正隆 に願い出て元禄十年(1697年)5月25日に「玉智稲荷大明神」を祀りました。その後 寛政三年(1791年)9月4日 前夜来の暴風雨に続き津波が襲い古石場でも多くの方々が亡くなられました。この時 二代目屋代弘賢は難を逃れようと玉智稲荷大明神の境内の銀杏の木によじ登ったところ白蛇が現れ 屋代弘賢の手首と銀杏の木の枝とを一緒に巻き絡まったので弘賢は助けられました。そこで 屋代弘賢は白蛇を亡くなられた多くの町の人々の魂であると思い白龍大明神として祀ることにし「玉智稲荷大明神」と「白龍大明神」とを一緒にして「二社大明神」として祀り上げたと伝えられています。現在の「二社神社」は昭和25年(1950年)12月26日に「白龍大明神」と「塩竈大神」を遷座したもので町会の守り神として深い信仰を集めています。なお 境内には銀杏の大木がありましたが朽ちてしまいました古石場二丁目町会"
こういった立地にある神社として考えれば、
随分と立派な神社で、
説明書きにあるようにまさに町会の守り神にふさわしい神社です。
これにて今回の越中島駅周辺散策は終了です。
昔ながらの雰囲気はあまり残っていないですが、
ところどころに情緒を感じさせるのは流石と言ったところですね。
ない、越中島駅と門前仲町駅は600m程度しか離れていないので、
富岡八幡宮の参拝に併せて散策するのもありかと思いますね。
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