2016年5月9日月曜日

北参道駅からぶらり旅 ② 東郷神社へ

 所要を終えて、帰りは明治神宮前から帰ることに致します。
ちょうと、帰り道に「東郷神社」がありますので、せっかくですので参拝していく事に致します。

(東郷神社)




















 東郷神社は、勝利の神様として伝わる東郷平八郎命(とうごうへいはちろうのみこと)
をお祀りする神社です。
 東郷平八郎元帥は1934年にお亡くなりになりましたが、
全国から海軍省に東郷を顕彰する神社の創建の要望・献金が相次ぎました。
これらの献金をベースに1940年に創建されました。

(神門)

(手水舎)






































 近くには、原宿竹下通りという賑やかな繁華街があるにも関わらず、
境内は厳かな雰囲気に包まれています。

(東郷神社 境内)

(東郷神社 拝殿)

(東郷神社 社務所)
























































 東郷平八郎元帥が日露戦争でバルチック艦隊を撃沈させ、日本を勝利へと導いたことにあやかるべく、勝利運にご神徳があります。
境内には、参拝者が願いごとをつづり、奉納したのぼりである
“必勝祈願幟”がずらりと並んでいます。
特に、大学の体育会の幟が多く目につきます。

 そして東郷神社と言えば、こちらの旗、「Z旗」

(Z旗)






















 Z旗は本来、船同士の意思疎通のために用いる国際信号旗の1つですが、
日本海軍にとっては特別な意味があります。
 東郷神社内の説明版を以下引用致します。

「Zulu 私は、引き船が欲しい I require a tag.

 Z旗とは、船同士が互いに意思の疎通を図る為に使用される、
アルファベット文字旗(26種)、数字旗(10種)、代表旗(3種)、
回答旗(1種)の計40種から成る、国際船舶信号の一つである。
旗の組み合わせによって周りにいる船に
色々な合図や情報等を知らせることが出来、
Z旗単体で使用した場合には、「私は引き船が欲しい」という意味がある。
 しかし、東郷神社の御祭神である東郷元帥は、
日露戦争(1904年~1905年)の日本海海戦に於いて、
Zの文字がアルファベットの最後に当たる事から、
「敗戦するともう後がない状態にある」という、Z
旗の本来と異なる意味で表現し、
「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」と、
旗艦「三笠」に揚げたのである。
 そして、見事ロシアのバルチック艦隊を撃破し、
完全なる勝利を治めた歴史に基づいて、
今日では勝利の願いを込めてZ旗が用いられる様になり、
東郷神社の勝守にも施されている。

(Z旗についての説明)

























 また、境内には東郷元帥の生涯を15枚の絵で描いた絵画が飾られています。非常にコンパクトにまとまっていて、いい絵ですね。
こちらの絵は必見です。





















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