2023年12月16日土曜日

神奈川駅から東神奈川駅へ ② 洲崎大神

源頼朝により創建


神奈川駅から大綱金刀比羅神社とは逆方向へ歩き、
宮前商店街をしばし歩くと到着するのが「洲崎大神」です。






宮前商店街というのも、商店街としてはやや寂しげで、
多くの商店がマンションに変わってしまったという感じです。

ただ、洲崎大神の境内は昔ながらの雰囲気を今に伝えている感じで、
昔ながらの落ち着いた雰囲気を醸し出しています。





洲崎大神は1191年 (建久2年) に源頼朝が、
安房国一宮安房神社より分霊を勧請して創建されたとのことで、
当初は鎌倉幕府直轄の神社だったとのことです。

ただし、洲崎大神という名前からして、
同じく館山市の洲崎神社から勧請したのでは?
と言うことを述べている方もいるようですが、
実際はどうなんでしょうか?

歴史ある神社だけあり、
境内にも随所に歴史を感じさせるものがあります。








そして、一つ気になったのがこちらの文字です。





「神奈川料理待合二業組合」とありますのでちょいと調べてみると、
台町というエリアは江戸時から茶屋が軒を並べたところで、
大正初期頃は随分と賑やかな花町だったそうです。

今ではその面影は全くないようですが、
思わぬ歴史を感じさせる瞬間でもあります。

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