こちらには平行路の観光案内所がありますが、
こちらのすぐそばにあるのが、中国随一の名園「拙政園」です。
こちらは蘇州四大名園の中でも最大の面積を誇ります。
(約5万㎡とのこと!)
「拙政園」の名称の由来は、潘岳が詠んだ閑居賦の一節
「拙者之為政(愚か者が政治を行っている)」によるものです。
歴史は古く、王獻臣が明代の正徳・嘉靖年間(1505~1556年)に作られたとのことです。
(平行路の観光案内所) |
(拙政園の入口) |
入場料の90元(高いなあ~)を払って、早速中へと入ります。
中は広いので、じっくりとみると2~3時間は必要ですね。
今回は時間もないので、ゆっくりと一通り見るだけにします。
(ちょっと幻想的な雰囲気です) |
(調度類の展示も充実) |
(こちらから庭園が見渡せます) |
(美しい建物です) |
こちらの拙政園隣には、蘇州園林博物館もあり、
蘇州の庭園芸術について学ぶことができます。
(蘇州園林博物館) |
(内部にはジオラマや模型が多数あります) |
さて、本日最後の目的地は蘇州博物館です。
こちらは、忠王府がおかれた場所に1960年に開館した博物館ですが、
2006年10月6日に新館がオープンしましたが、こちらの新館を設計したのは、
蘇州出身の世界的に有名な建築家 イオ・ミン・ペイ(貝律銘)です。
あの、ルーブル美術館のガラスピラミッドを設計した建築家、
といえばわかるかと思います。
こちらの蘇州博物館を訪れる際に注意することが一点あります。
こちらの博物館では、訪問者を一日3,000人限定としており、
また、一度に入れる人数は900人に制限しております。
したがって、今回自分も30分程度待つことになりました。
実際行かれる場合は、こちらを先に行ったほうがいいかもしれません。
(蘇州博物館入口) |
(蘇州博物館 告知 人数制限についてなど記載されています) |
長いこと待った後に蘇州博物館へと向かいます。
入場は無料。セキュリティチェックを経て中へと向かいます。
蘇州博物館には貴重な展示物が多数あるのはもちろんですが、
やはり、イオ・ミン・ペイ設計の新館の建物に目が行きます。
この建物を見るだけでも必見といえますね。
特に、この前に拙政園を訪問しているので、
明代の古い建物と現代アートのコントラストが見事!という感じですね。
(蘇州博物館新館) |
(蘇州博物館新館 - 水との調和が見事) |
(新館内部の階段吹き抜け部分) |
(館内展示物) |
(特別展の展示物) |
(見事な陶器) |
新館の見学を終え、忠王府へと向かいます。
忠王府は、太平天国の乱における指導者のひとり李秀成(忠王)が、
江南地域での太平天国軍本部として使用していた建物で、
1859年に建てたものです。
今回訪問時は一部工事中ですが、忠王府軍事会議庁や舞台など
興味深い展示はありました。
ここで一旦ホテルに戻ります。
(忠王府軍事会議庁) |
(忠王府 - Opera Stage) |
(忠王府 - 出口になります) |
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