まずは、JR総武線・両国駅からほど近い回向院へ向かいます。
こちらは、東京都墨田区両国二丁目にある浄土宗のお寺になります。
(両国回向院・正門) |
回向院の歴史は17世紀まで遡ります。
明暦3年(1657年) の明暦の大火(振袖火事とも言われます)による焼死者10万8千余人となる大惨事でしたが、この焼死者の方々を、時の将軍・徳川家綱が幕命によって葬った万人塚が始まりとなります。
その後の安政2年(1855年)の安政の大地震による死者に加え、水死者や焼死者・刑死者など横死者の無縁仏も埋葬する寺院となっています。
(回向院の歴史が記載されたボード) |
(こちらは江戸の町の説明版) |
両国回向院正門をくぐると、正面には現代的な本堂が見えてきます。
(回向院本堂) |
そして左手には「力塚」。こちらの碑は、昭和11年に相撲協会が歴代相撲年寄の慰霊の為に建立したものです。このことからもわかるように、回向院と大相撲の関係は深いものがあります。天明元年(1781年)以降には、回向院境内で勧進相撲(もともとは、寺社の建築,修繕などの募金を目的とした興行相撲だが、のちには木戸銭を取って興行する定期の相撲にも用いられました)が興行されましたが、これが今日の大相撲の起源と言われています。
(力塚・迫力があります) |
流石に大都会の真ん中にあるだけあり、モダンで垢抜けた雰囲気がありますね。
以下、回向院内の写真となります。
(有名人のお墓も多数あります) |
次は、回向院から両国橋へと向かいます。
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