2018年1月10日水曜日

新大塚から巣鴨へ ④ 窪町東公園から占春園へ

簸川神社へ行く前に窪町東公園へちょっと寄り道です。
こちらの公園の一角にはユニークで目を見張る彫刻群があります。
「神話空間への招待」と題するこちらの作品ですが、
ドイツのカイザースラウテルン市との姉妹都市提携のシンボルとして、
同市の彫刻家ゲルノト・ルンプフ、バルバラ・ルンプフ夫妻の作成したものです。
カイザースラウテルン(Kaiserslautern)は、フランスに近いドイツ連邦共和国
ラインラント=プファルツ州に属する人口10万人程度の都市ですが、
文京区とは姉妹都市の関係にあります。

(窪町東公園 - 神話空間への招待)



















作品郡でも目を見張るのはやはり「一角獣」の彫刻ですね。
ユニコーンは「偉大な力」を象徴しており、
この彫刻は鹿の頭、象の足、猪の尾、馬の胴体
から成り立っています。
確かに力強さというものを感じます。
こちらの公園には合計5点の作品があり、
どれも幻想的で見応えがありますね。

(魚 - カイザースラウテルン市の紋章にもる「幸運のシンボル」)

(アンモナイト -
「地球が発展してきた歴史の期限」や
「日本文化の源」を象徴するとのこと)






































こちらの彫刻のあるエリアは窪町東公園の中の飛び地です。
本体は湯立坂に沿うような細長い公園です。

(窪町東公園)



















こちらの公園入口付近にあるのが、「旧磯野家住宅」です。
1912年(大正元年)に竣工した国の重要文化財に指定されている歴史的建造物です。
残念ながら見学日は不定期で春季と秋季の金・土とのことで、
外から見学するにとどめます。

(旧磯野家住宅 - 表門)



















そして湯立坂を登り切ったところにあるのが「占春園」です。
占春園は、水戸徳川家2代光圀の弟松平頼元が、
1659年(万治2年)にここに屋敷を構えた時の屋敷内の庭園の名残です。
庭園と言っても、普通の公園のような雰囲気の場所ではありますが、
逆に自然な緑を感じることのできる空間ですね。

(湯立坂)

(占春園 - 説明版)

(占春園)






















































ここまで来ると簸川神社はすぐ近くです。


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