2018年1月30日火曜日

子安稲荷神社 (上池袋) へ

池袋駅周辺は東京を代表する繁華街の一つではありますが、
10分程度歩くと庶民的な住宅街が広がるエリアに出ます。

子安稲荷神社は池袋駅から明治通り沿いを歩いて15分程で到着しますが、
そんな古くからの住宅街にあります。

明治通り沿いの参道入口には「稲荷神社」という看板を中心に、
付近の商店の看板が掲げられています。
昭和の香りが漂いますね。

(参道入口のレトロな看板)



















こちらを進むと正面鳥居へ出ることができます。
神社境内はちょっと不思議な形になっており、
境内にマンションがあるような雰囲気になっています。
鳥居も全部で3か所ありますね。

(正面鳥居)

(反対側の鳥居)

(サイドの鳥居)

正面鳥居横には「堀之内町」という石碑があります。
1932年(昭和7年) ~ 1969年(昭和44)年までのこちらの町名です。
17世紀中頃に王子の梶原堀之内より分郷したので
その名がついたとのことです。

(旧町名「堀之内町」の石碑)




















子安稲荷神社の詳細な創建年代は不詳ですが、
天正年間の年(1573年 ~ 1593年)には当地に奉斎されていたとのこと。
「子安稲荷」の名は、1715年(正徳5年)に付近で疫病が流行った際に、
この神社の霊験により多くの子供が助かったことから
呼ばれるようになったそうです。

(子安稲荷神社)

(天水鉢と狛犬)

(境内の様子)

(末社 - 猿田彦大神の扁額があります)

(ご祭神は大鳥大神・猿田彦神・伏見稲荷神)
























































































全体的に落ち着いた雰囲気の神社ではありますが、
住宅地の真中にあり、付近の住民の通り道になっているらしく、
境内を足早に通り過ぎていく人が目立ちました。
何とも不思議な雰囲気の神社ですが、
都心で土の地面を見るとやはり落ち着きますね。

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