2018年1月25日木曜日

十番神社@麻布十番へ

本日は麻布十番に行って参りました。
東麻布にある東京法務局港出張所には仕事で何度も行っているので、
自分にとっては麻布十番も馴染みのある場所でも@あります。

麻布十番という町名は、1962年(昭和37年)に付近の町が統合した際に、
十番組屋敷、十番橋などの江戸時代の俗称を復活させてつけられたものです。

そんな麻布十番にある神社がこちらの「十番稲荷神社」です。

(十番稲荷神社)



















十番稲荷神社は、1950年(昭和25年)の復興土地区画整理により、
末広神社(旧坂下町鎮座)と竹長稲荷神社(旧永坂町鎮座)が
当地へ遷座後に合併し「十番稲荷神社」と改称したものです。
末広神社は慶長年間(1596年 ~ 1615年)の創建、
竹長稲荷神社は712年(和銅5年) もしくは822年(弘仁13年)
の創建とも伝えられる古い神社です。

現社殿に建て替えられたのは平成9年とのことで、
都心の神社らしい近代的なスタイルの神社となっています。

(十番稲荷神社 - 鳥居)

(十番稲荷神社 - 社殿)

(神額)






















































この十番稲荷神社と言えば有名なのは「かえるの像」ですね。
こちらのかえるの由来は境内に説明があるので引用致します。

かえるの由来

昔ある年、古川辺から燃えだした火事に此辺りすべて烏有に帰してしまった時、 
「がま池」のほとり山崎主税助の屋敷のみ類焼を免れたのは、
池中にいた大蛙が口から水をふいて、 さしもの猛火を吹き消したとの故事により、
山崎家から万人に「上の字」様のお守りが授けられました。
その後末広様(当社の前の御社名)を経てわけられていました。
その故事に因んだ「かえる」お守りは火防・やけどのお守り・無事かえる・
若がえる・何でもかえるお守りとして貴ばれております。


(かえるの像)

(かえるの由来)




































「かえる」から派生して色々なご利益があるという事ですね。
私が参拝している時にも、若い女性が数人お参りに来られていました。
所謂パワースポットとしても人気のようですね。

(港区七福神の宝船でもあります)

(宝船)





































麻布十番はかつては「陸の孤島」と呼ばれていた場所ですが、
南北線と大江戸線の開通でアクセスも便利になりました。
麻布十番は散策も楽しい街ですが、
十番神社も忘れてはいけないスポットですね。

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