急遽思い立っての出発ですので、事前の下調べもそこそこです。
メインの「コスモショア長瀞」を目指して、秩父鉄道・上長瀞駅へと向かいます。
まずは、秩父鉄道へのゲートウエイとして西武秩父を目指します。
池袋方面から西武線で向かう場合、ほとんどの電車は飯能までですので、飯能で乗り換えです。飯能から西武秩父へ行く列車は、対面式のシート、トイレ付車両ということで、レジャー気分が高まります。
(飯能発西武秩父行きの車両) |
(折り返し型のホームです) |
(のんびりとした雰囲気の車内) |
飯能から西武秩父への乗車時間は50分弱。
山間の風光明媚な中、列車は進み、西武秩父へ到着です。
西武秩父は観光地の中心だけあり、そこそこ大きい駅で、土産物街などもありますが、
ちょっと外れるとローカルな景色が広がるという感じです。
(西武秩父駅ホーム) |
(西武秩父駅外観) |
(お土産類が充実の西武秩父仲見世) |
西武秩父駅から、秩父鉄道への最寄の鉄道駅は「御花畑駅」です。
駅舎は国登録有形文化財となっている、味のある駅舎です。
(御花畑駅、副駅名は芝桜駅) |
(御花畑駅改札、SuicaとPasmoは使えません) |
(反対側から) |
(駅前には味のある雰囲気のレストランがありますが閉店しているようですね) |
秩父はじっくり攻めてみたい街ですが、今回は時間の関係で大部分は省略ですが、
秩父鉄道の次の電車まで時間があるので、お隣の秩父駅まで歩きつつ、
できる限りのスポットを巡りたいと思います。
まずは、御花畑駅から至近の距離にある、秩父三十四箇所の札所十三番・旗下山 慈眼寺へ向かいます。こちらのご本尊は、聖観世音立像となっています。
(秩父十三番補陀所とあります) |
(旗下山 慈眼寺) |
こちらから、埼玉県道73号線へ行き、秩父駅方面へと向かう通りが、秩父の繁華街のようですが、銀行支店だった建物が空家のままだったりと、やや寂しげな感じです。
(古い建物も多いです) |
(蔵でしょうか?) |
(古い時計屋さん) |
(銀行店舗廃墟) |
しばらく歩くと、秩父神社へと通じる道へぶつかります。
秩父神社は創建 崇神天皇10年まで遡る由緒ある神社です。
秩父神社は広々としており、厳かな感じです。
パワースポットとして人気があるのもうなずけます。
(秩父神社) |
(秩父神社境内は広々と厳かな雰囲気) |
(知知夫神社とあります) |
この付近のエリアで注目したいのが、平成25年にカフェトラゲットというイタリアンレストランへと変貌を遂げた、旧松竹秩父国際劇場です。
こちらの建物は、明治33年に芝居小屋として建てられ(当時は秩父座と言ったそうです)、
昭和25年に「浅草国際劇場」を模して映画館として改築されました。
映画館としては、昭和58年に閉館していたそうですが、現在ではこのような形で復活です。
建物自体のレトロ感は健在ですね。
次回訪問時はこちらで食事できたらいいな、と思いつつ秩父駅へと向かいます。
(旧松竹秩父国際劇場) |
秩父駅は、駅舎が秩父地域地場産業振興センター(地場産センター)を兼ねているため、
相当大きな駅に見えますが、ホーム自体は大きなものではありません。
秩父駅から上長瀞駅までは、11.4Kmで18分程度ですが、運賃は440円と少々高め。
車内は観光客より地元の人が多いな、という印象です。
(秩父駅) |
(熊谷行きの列車) |
(車内は普通の通勤電車風です) |
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