2021年5月28日金曜日

お花茶屋から千束へ ⑪ 吉原辨財天

独特の雰囲気が漂う


吉原神社に続いて吉原辨財天へと向かいます。
吉原辨財天は吉原神社の飛び地境内地で、
1分程歩くと到着致します。









当地は元々、花園池・弁天池という池がございましたが、
1923年 (大正12年) の関東大震災では多くの人々がこの池に逃れ、
490人もの人が溺死した悲劇的な場所です。

中央に建つ大きな観音様は、溺死した人々の供養のため、
1926年 (大正15年) に造立されました。





訪れた時間帯もありますが、全体的にもの悲しい雰囲気に包まれている感じですね。
境内にある慰霊碑や供養塔の数も多く独特の雰囲気があります。









なお、池はごく一部が名残をとどめるのみとなっていますが、
立派なコイが泳いでいました。





さて、吉原辨財天を後にして、最後の目的地である鷲神社へ向かうことに致します。

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