2017年11月1日水曜日

人形町周辺散策 ⑨ ~其角住居跡から銀杏八幡宮へ ~

自宅へ帰るには、東西線茅場町駅から乗車してもよいのですが、
乗り継ぎが面倒になるので、半蔵門線水天宮前駅へと向かいます。

ちなみに、茅場町駅前のみずほ銀行茅場町出張所の前には、
「其角住居跡」碑がポツンと立っています。
特に案内板などないので、ほとんどの方はスルーしてしまうかと思いますが。。。

(みずほ銀行茅場町出張所 - 右下が其角住居跡)

(其角住居跡)





































其角とは、宝井其角 (1661 ~ 1707年)のことで、江戸時代前期の俳諧師です。
松尾芭蕉の弟子で、蕉門十哲でも第一の高弟と言われた人物です。
洒落好きで派手な句風だった其角はこの地に住んでいたようですね。

さて、茅場橋を渡り再び人形町方面へ向かいます。
この茅場橋を渡ったエリアにあるのが「稲荷堀跡」の説明版です。
その名も「とうかん掘通り」という名の通り沿いにある
ホテル法華イン日本橋 の真前にあります。
プレートによりますと、こちらのとうかん堀通りは元々掘割であったことがわかります。
まあ、今ではごく普通の通りでしかないのは残念ですが。



(茅場橋)

(ホテル法華イン日本橋ととうかん堀通り)

(稲荷堀跡)






















































続いて「銀杏八幡宮」へと歩を進めます。
こちらの銀杏八幡宮の詳細創建年代は不明ですが、
1700年代には記録が確認できる古い神社です。

(大木に囲まれた銀杏八幡宮)

(銀杏八幡宮 & 銀杏稲荷)

(銀杏八幡宮)

(銀杏稲荷神社)







































































小さい神社ではありますが、大木が生い茂るレトロ感ある雰囲気で、
他の都心の神社とは一線を画す佇まいが何とも言えず良いですね。
境内には銀杏稲荷神社もありますが、鳥居正面がこの稲荷神社という構造です。

ここまで来ると水天宮前駅はすぐ近くとなります。
当初の予定よりはるかに色々と回りましたが、
回り切れていない場所が多いのに気付きます。
この付近は改めてテーマを絞り、訪問することに致します。

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