かつての東京府荏原郡馬込村を中心に多くの文士、芸術家が暮らしていました。
そんなわけで、この一帯は「馬込文士村」と呼ばれています。
(西馬込駅すぐの馬込文士村商店会) |
その名前を冠した商店会「馬込文士村商店会」を入るとすぐにあるのが、
「夢告観音」です。
こちらの観音様は、もともとこちらの場所にあったわけではなく、
色々な場所を転々とされたそうですね。
観音様は気品があり歴史を感じさせる佇まいです。
(商店街にぽつんと佇んでいる感じです) |
(歴史を感じさせる観音様 - 由来も記載されています) |
商店街を抜けて、最初に訪問するのは高野山真言宗の「円乗院」です。
坂の途中にある現代的な寺院ですが、鎌倉時代末期、
天永法印によって草創されたと伝えられている古刹です。
御府内霊場88番中第19番札所、玉川霊場88番中第71番札所にもなっています。
(円乗院 - 山門) |
(大師堂) |
(本堂) |
続いて、「出世稲荷神社」へと向かいます。
こちらの神社は一転クラシカルな趣があります。
児童公園と一体化した造りになっています。
創建年代等不詳だそうですが、それなりの歴史がありそうですね。
ちょっと傷みがあるのが気になります。
(出世稲荷神社 - 鳥居) |
(拝殿) |
(昔ながらの公園と一体化しています) |
出世稲荷神社より更に上部には墓地も見えますが、
こちらは浄土真宗本願寺派寺院の「善照寺」です。
こちらは昭和21年創建の比較的新しい寺院です。
(善照寺 - 山門) |
(善照寺 - 本堂) |
この辺りまで来ると、馬込文士村散策コースとなります。
ちょうど下校途中の小学生と一緒になり、
なかなか賑やかな中散策を続けることに致します。
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