2017年11月25日土曜日

西馬込から馬込へ ③ ~夢告観音から円乗院・善照寺へ ~

馬込と言えば、大正後期から昭和初期にかけて、
かつての東京府荏原郡馬込村を中心に多くの文士、芸術家が暮らしていました。
そんなわけで、この一帯は「馬込文士村」と呼ばれています。

(西馬込駅すぐの馬込文士村商店会)




















その名前を冠した商店会「馬込文士村商店会」を入るとすぐにあるのが、
「夢告観音」です。
こちらの観音様は、もともとこちらの場所にあったわけではなく、
色々な場所を転々とされたそうですね。
観音様は気品があり歴史を感じさせる佇まいです。

(商店街にぽつんと佇んでいる感じです)

(歴史を感じさせる観音様 - 由来も記載されています)





































商店街を抜けて、最初に訪問するのは高野山真言宗の「円乗院」です。
坂の途中にある現代的な寺院ですが、鎌倉時代末期、
天永法印によって草創されたと伝えられている古刹です。
御府内霊場88番中第19番札所、玉川霊場88番中第71番札所にもなっています。

(円乗院 - 山門)

(大師堂)

(本堂)






















































続いて、「出世稲荷神社」へと向かいます。
こちらの神社は一転クラシカルな趣があります。

児童公園と一体化した造りになっています。
創建年代等不詳だそうですが、それなりの歴史がありそうですね。
ちょっと傷みがあるのが気になります。

(出世稲荷神社 - 鳥居)

(拝殿)

(昔ながらの公園と一体化しています)






















































出世稲荷神社より更に上部には墓地も見えますが、
こちらは浄土真宗本願寺派寺院の「善照寺」です。
こちらは昭和21年創建の比較的新しい寺院です。

(善照寺 - 山門)

(善照寺 - 本堂)





































この辺りまで来ると、馬込文士村散策コースとなります。
ちょうど下校途中の小学生と一緒になり、
なかなか賑やかな中散策を続けることに致します。

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