2012年2月25日土曜日

吉見百穴と岩窟ホテル

 吉見百穴は、古墳時代後期の横穴墓群の遺跡です。
埼玉県比企郡吉見町にありますが、最寄駅は東武東上線東松山駅です。
池袋から東松山まで50分ちょっとで行けますので、
都心から日帰りで行くにはちょうどいい距離感かと思います。

また、吉見百穴の手前では、廃墟として有名な岩窟ホテルもあるので、
こちらも見学しようと思います。

まずは出発地点は東松山駅となります。

(近代的な駅舎の東松山駅)



















東松山駅からは、吉見百穴まではバスで15分+徒歩15分です。
バスは川越観光自動車の東松02系統・免許センター行きに乗り、
「百穴入口」バス停で降りて下さい。
また、このバスは鴻巣駅を経由しますので、鴻巣駅から百穴に行くこともできます。
料金は東松山から170円、鴻巣駅から400円です。

(免許センター行きバス停)
 と書いておいてなんですが、散歩がてら
百穴まで歩いていくことにしました。

途中にラドンセンターの廃墟がありました。
昔は社員旅行などで使われていたのでしょう。

(廃墟化している、味のあるラドンセンター建物)
 
 ここからさらに歩くと、まずは岩窟ホテルが見えてきます。
岩窟ホテルは、高橋峰吉という方が明治37年から21年かけて岩山を
繰り抜いて作ったホテル。落盤事故で未完のまま閉鎖されたホテルとのこと。

(岩窟ホテル外観)
(岩窟ホテルに残る遊具)
遊具などが残りますが、残念ながら中には入れません。
また、ホテルの前には岩窟売店なるものがあります。

(岩窟売店)

ここから百穴はすぐです。
では、百穴へ向かいましょう。

(吉見百穴入口)

入場料300円なりを支払って中に入ると、不思議な光景が広がります。

(埼玉のカッパドキアとも言われる?百穴)

 百穴の内部は入ることができます。
吉見百穴は古墳時代後期に死者の埋葬する墓穴として作られたものと
言われていますが、戦時中は、この穴を利用して
地下軍需工場(中島飛行機の疎開工場)建設が行われたとのことです。

(地下軍需工場の看板)

(このような穴が広がります)
 帰りも東松山まで歩きました。
東松山駅周辺はそこそこ栄えてますので、
食べるとこなど困らないと思います。


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