寛文年間創建の神社
江古田氷川神社から中野区立江古田の森公園を横切って、
次なる目的地である林稲荷神社へと向かいます。
林稲荷神社の所在は練馬区となります。
林稲荷神社は住宅街の中に溶け込んでいるような感じで、
入口には庚申塔がありました。
そして、林稲荷神社も庚申塔と同じ年代である、
寛文年間 (1661年~1673年)の創建と伝えられています。
由緒書きによりますと、
"この地は江戸時代から将軍家の直轄地であり、御(於)林と呼ばれる地であった。ある年、干ばつが続いて、村人が御林の樹木を売って生活の資としてしまった。その管理をしていた百姓仁左衛門が困っていたところ夢枕に祭神が現れ、湧き水の場所を知らせた。村人七人で掘ったところ清水が湧き出て生活が安定した。そこで当社を創建したという。創建は寛文年間(一六六一~七三)の頃と考えられる”
林稲荷神社ですが、斜面にある立地を上手く活かしている感じで、
見た目よりも広々としている印象です。
社殿は小さいながらも凝った造りとなっていて、
地元の方の崇敬の念の篤さを感じます。
境内も清潔で清々しさを感じますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿