坂の多い街・白金高輪駅周辺
コッホ・北里神社を後にして、再び白金高輪駅方面へと向かいます。
この付近は坂の多い街として知られていますが、
途中に三光坂というやや急な坂道もあります。
標柱の説明によれば、本来は坂下専心寺にあった三葉の松にもとづき
三鈷(さんこ)坂だったらしいですね。
別に、日月星の三光などともいうそうで。
三鈷とは金剛杵のことですが、
なるほど、この付近にはお寺も多いです。
そんな三光坂から歩くこと10分程度の天神坂に、
次の目的地である古寿老稲荷神社がございます。
こちらの坂も長さこそありませんが、結構急な坂です。
古寿老稲荷神社
古寿老稲荷神社の詳しい創建年代は不明ながらも、
当地への遷座は1678年 (延宝6年) とのことで、
当地での歴史も相当長いことが伺えます。
都心の神社だけあり、ビルとビルの谷間にあるような構図ですが、
この一角だけは昔ながらの神社の雰囲気を醸し出しています。
社殿など実に味のある趣きです。
地元の方にいかに大切にされているかが分かりますね。
昭和の雰囲気を感じさせる神社
境内には関東大震災からの震災復興記念碑 (日付は昭和10年4月15日とあり)をはじめ、
その他にも石碑がいくつかあります。
狭い境内はちょっと賑やかで活気がある雰囲気です。
整備も行き届いていて気持ちの良い神社という印象でした。
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