2022年6月19日日曜日

広尾から麻布十番へ ③ 有栖川宮記念公園

有栖川宮御用地に造られた公園


さて、ここまで来たので有栖川宮記念公園に行ってみます。
大学生時代は定期的に来ていた場所ですので、
懐かしいという気持ちが強いですね。






有栖川宮記念公園のある場所ですが、
江戸時代は盛岡南部藩の下屋敷でした。

その後、1896年 (明治29年)に有栖川宮威仁(ありすがわのみやたけひと)親王の
栽仁(たねひと)王新邸造成の御用地となりました。

しかしながら、1913年 (大正2年) に、有栖川宮家が絶え、
大正天皇は第三皇子光宮宣仁(てるのみやのぶひと)親王に、
有栖川宮の旧称高松宮の称号を賜り高松宮御用地となりました。

その後、児童福祉を目的とする遊び場に深いご関心を寄せられていた高松宮殿下は、
故有栖川宮威仁親王の20年のご命日にあたる1934年 (昭和9年) に
この地を東京市に賜与され記念公園として開園することとなりました。

広尾が雰囲気の良い高級住宅地であるのは、
この公園あってのこととしみじみ思います。

公園内には素敵な銅像も多く、美術館的雰囲気も漂います。








広尾駅から離れた一画には東京都立中央図書館があります。
大学生時代によく来たというのは、
実はこちらの図書館に用があったからです。

当時は結構嫌々通っていたのですが、
こうして久しぶりに見るとなつかしさのが勝りますね。



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