2012年10月15日月曜日

昭和レトロ・鶴見線国道駅への旅

1.まずは 南武支線・尻手駅からスタート

  東京から程近く、昭和の風情を漂わせている駅といえば、
鶴見線・国道駅を思い浮かべます。
 そんなわけで、今回(2012年8月15日)は国道駅への旅です。

   国道駅は鶴見線鶴見駅の隣りですので、行き易さからは鶴見駅からですが、
せっかくですので南武支線経由ルートで行きたいと思います。



















(尻手駅にて。浜川崎から到着したばかりの電車。)

 南武支線(浜川崎支線とも言います)は、尻手駅(川崎市幸区)から
浜川崎(川崎市川崎区)を結ぶ4.1Kmの路線です。
途中に八丁畷(はっちょうなわて)駅、川崎新町と合計4つの駅があります。

  ちょっと前までレトロな車両が走っていましたが、今は新しい車両となりました。
乗車するとわずか7分、あっという間に浜川崎駅へ到着です。




















(右は 南武線、左は南武支線。本数の差がわかります。)

  浜川崎駅はなんと無人駅。
JR車内の路線図では太字で書いてあるので、さぞや立派な駅、と思いきや
かなり年季の入った駅であります。




















(ほのぼのとする浜川崎駅周辺のイラストマップ)




















(かなり殺風景な浜川崎駅ホーム)

 ここで鶴見線に乗りかえるわけですが、一度改札を出て道路を渡る必要があります。
鶴見線乗換の場合は、ここではSuicaをタッチしないようにアナウンスが流れております。



















(浜川崎駅・南武支線乗り場への改札口)




















(右が南武支線、左が鶴見線への改札口)




















(浜川崎駅・南武支線乗り場への改札口)

 ここから登って鶴見線へと向かいます。
そうするとこのような案内板が。




















(左はJFE、右は鶴見線)

 JFE専用出口となっていますが、ここはJFEの従業員や顧客専用。
一般乗客はここからは入ることはできません。

 国道駅までは11分です。途中は工業地帯の真っ只中を通る感じで、
途中から住宅街風の景色になります。




















(鶴見行の列車@浜川崎駅)




















(鶴見線も列車の本数は多くありません)

2.国道駅へ到着

 さあ、国道駅に到着です。



















(国道駅ホーム)

 国道駅はガード下の駅といわれます。
国道駅の由来は「鶴見線と京浜国道の交点にあるから」という、
安易というかユニークというか。
京浜国道とは現在の国道15号線(第一京浜国道)の前身である
当時の国道1号のことです。

 この駅は1930年(昭和5年!) 開業以来全く改築されていないとのこと。
道理で昭和レトロです。







































































(国道駅のホーム下の風景)




















(国道駅入口。ここだけ見ると内部のレトロ感は想像できません。)

 国道駅は鶴見川にほど近く、レトロ感は鶴見川まで続きます。




















(鶴見線・線路下にも住宅が)




















(国道と反対側の国道駅入口)




















(鶴見川にかかる鶴見線架橋)

  実は国道駅から近くには駅が結構あります。
京急本線の花月園前駅まで徒歩5分(350m)、
京急本線の京急鶴見駅まで徒歩10分(850m)、
JR線鶴見駅まで徒歩13分(1km)と、
より電車の本数が多い駅があるので、
国道駅は通勤など利便性を考えると不便です。

 私も帰りは京急鶴見駅から帰宅することと致します。

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