公園が充実している品川区
笠森稲荷神社の近くには「文庫の森」がありますので、
こちらにも寄っていくことに致します。
文庫の森がある一帯は肥後熊本藩細川家の下屋敷があった場所です。
後の1890年に三井財閥の所有となり、
1918年には三井家編集室が日本橋からこの地に移転、
三井文庫が発足することとなります。
戦後に財閥が解体されてからは、国文学資料館となりました。
現在でも三井文庫時代からの第二書庫が現存します。
残念ながら中へは入れませんが、
現存する日本最古の壁式鉄筋コンクリート造建物として、
外部からその姿を眺めることが可能です。
広々とした公園で、地元の人が寛ぐ姿を眺めることができます。
この文庫の森は普通の公園という色彩が強いですが、
すぐ近くの「戸越公園」は庭園という色彩が強い公園です。
それもそのはず、戸越公園は、
肥後国藩主細川家下屋敷の庭園跡を利用して造られた区立公園なのです。
往時の大名庭園の雰囲気を今に残す見事な庭園ですね。
地方にあれば、500円くらい入場料を取られそうな感じかな?
こちらも家族連れで大いに賑わっていましたが、
近所にこれだけの公園があるのは羨ましい限りですね!
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