日本三菅廟の一つ
和歌浦エリアの神社巡りの最初の目的地は、
和歌浦天満宮となります。
和歌浦八幡宮へは、南海和歌山市駅から新和歌浦行きのバスに乗車、
権現前で下車します。
日赤医療センター前あたりまではちらほら乗降客がいましたが、
最終的にバスは私の貸切状態になりました。
権現前バス停から和歌浦天満宮は徒歩3分程度の場所になります。
和歌浦天満宮は菅原道真を祀り、
太宰府天満宮、北野天満宮とともに日本の三菅廟の一つです。
菅原道真は失脚し太宰府へ向かう途中の901年(延喜元年)、
海上の風波を避けるために和歌浦に船を停泊させましたが、
天神山から和歌浦を望み、2首の歌を詠んでいます。
後に、参議橘直幹が大宰府から帰京する途中に和歌浦へ立ち寄り、
この地に神殿を建て菅原道真の神霊を勧進して祀ったのが始まりで、
時期的には康保年間 (964年~968年)と伝えられています。
なかなか登るのは大変ですが
(左手には緩やかな坂もあり、そこにトイレがあります)、
その分絶景が楽しめる感じですね。
重厚感のある楼門、唐門、本殿も流石と言ったところです。
本殿に向かって右側には境内社群があり、
左手には役小角の祠もございます。
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