2022年2月9日水曜日

聖蹟桜ヶ丘周辺散歩 ① 関戸九頭龍神社

多摩川の水神


本日は京王線聖蹟桜ヶ丘駅へとやって参りました。
何度か通過したことはありますが、
実際に下車するのは初めてです。





駅周辺は新興住宅街といった趣ではありますが、
野菜直売所などもあったりして、
長閑な雰囲気も今に残るといったところです。

そんな聖蹟桜ヶ丘駅から一番近い神社と言えるのが、
「関戸九頭龍神社」となります。

「関戸」という地名自体、かつて関所があったことに由来しています。
その説明が記載されているモニュメントが九頭龍公園入口にあります。






そんな九頭龍公園の端に位置するのが関戸九頭龍神社となります。
小さいながらも独特の存在感のある神社です。






関戸九頭龍神社のご由緒については、
境内に説明がありますので引用致します。

"中世のある大洪水の折、川上から関戸大河原の地に九つの頭を持つ龍のようなものが流れ着き、それを御神体として奉斎したのが当社の始まりと伝えられ、古くからの多摩川の洪水、氾濫の際にも当社が水没することはなかったことから、多摩川の水神として近郷の崇拝を集めています。また、当社は子供の虫歯を和らげる御神徳があるとして崇拝され、祈願のお礼参りには山の萩を束ねて供えられています。なお、龍に似た赤い兜をかぶった白蛇がしばしば境内に現れたとの言い伝えもあります。"

子供の虫歯を和らげる御神徳というのはちょっとユニークです。​

駅近くということもあり、付近の建物は新しいのですが、
こちらの神社が当地の昔の雰囲気を伝える感じがして、
心安らぐものを感じましたね。

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