2021年7月24日土曜日

足立区散歩 ⑨ 鈴野稲荷神社

鈴木家と野口家で祀っていた社


平野神社からほぼ真東へ1Km程行った場所にあるのが、
鈴野稲荷神社となります。





鈴野稲荷神社の創建年代等の詳細は不明とのことですが、
当地足立区一ツ家の鈴木家と野口家で祀っていた社が起源で、
両家の姓からとって鈴野稲荷神社と称されていると伝えられているとのことです。

住宅の一部をえぐるような形での立地ですが、
もともとはもう少し北に位置していたそうですね。

注意しないと気付かずに通り過ぎてしまいそうですが、
なかなか趣のある神社です。






新しい鳥居と古い石碑のコントラストが特に印象的でした。

2021年7月19日月曜日

足立区散歩 ⑧ 平野神社

猿田彦神社


栗原氷川神社から平野神社へと向かいます。
環七北通りを東に進み、1.3Km程の距離になります。






平野神社は1720年 (享保5年) に創建、
以降平野郷の守護神として地元の信仰を集めていました。

境内には庚申塔が多く見られるなど、
社殿は比較的新しいものですが、
随所に歴史を感じさせます。







ただ、境内ご由緒が、町内掲示板で隠れてしまっているのは、
ちょっと何とかなんなかったのか??と思ってしまいますね。







2021年7月18日日曜日

足立区散歩 ⑦ 栗原氷川神社

クロマツが美しい


六月八幡神社・炎天寺に続いて栗原氷川神社へと向かいます。
距離にして600mです。





栗原氷川神社の詳しい創建年月は不詳とのことですが、
1574年 (天正2年) に再建されたそうなので、
相当な歴史のある神社と言えます。

境内には威厳を感じさせるクロマツ等の大木がございます。
これだけのご神木のある神社は都内では珍しいかと思います。






社殿も趣があり重厚感を感じさせます。





両隣にある境内社にも参拝させて頂きます。
向かって右側に吾妻神社、左手に稲荷社がございます。






個人的に印象深かったのは稲荷社にある鳥居です。
「日清紡 東京工場」の文字が刻まれています。






今現在は一部がアリオ西新井となっているようですが、
かつての工場内にあったものでしょうか?

こういったところにも当地の歴史を感じますね。

2021年7月15日木曜日

足立区散歩 ⑥ 炎天寺

小林一茶ゆかり


六月八幡神社に続いて炎天寺へ向かいます。
と言っても、六月八幡神社と炎天寺はルーツを同じくし、
今でも境内が一体化しているような感じです。



ただ、この炎天寺が有名なのは小林一茶ゆかりのお寺ということです。








江戸時代後期の俳人である小林一茶は、
炎天寺周辺をよく散策し句を残しました。

特に、

蝉鳴くや六月村の炎天寺

はそのものずばりといったとことですね。

境内には一茶推しとでもいうべき石碑が多数、
小林一茶ファンは必見と言った雰囲気になっています。

2021年7月12日月曜日

足立区散歩 ⑤ 六月八幡神社

素朴な雰囲気が漂う


続いて「六月八幡神社」へ向かいます。





六月八幡神社は 天喜年間 (1053年 ~ 1058年) に創建された歴史ある神社です。
前九年の役出征の為に源頼義・義家父子の軍勢が当地を通った際に、
賊に遭遇して苦戦したものの、
八幡神に戦勝を祈願して勝利を得たことに対する
感謝の印として当神社が創建されたとのことです。

境内は素朴な味わいを今に残す神社という感じです。
一瞬、都内にいることを忘れてしまう雰囲気ですね。








付近が静かな住宅街ということもあって、
のんびりとした雰囲気を感じます。

これだけ、空地のような空間があるだけでも貴重です。

最後に境内社にも参拝させて頂き、
お隣の炎天寺に向かいます。






2021年7月4日日曜日

足立区散歩 ④ 稲荷神社 (竹の塚3丁目)

不思議な雰囲気な神社


蓬莱稲荷大明神から六月八幡神社へ向かおうと思ったのですが、
Google Map上では近くに「稲荷神社」の表記がありましたので、
ちょっと寄らせて頂きます。

蓬莱稲荷大明神から旧日光街道を挟んですぐの場所にある稲荷神社がこちらです。





境内には草木が生い茂っていて、
荒れているという感じではないのですが、
整理されているという感じでもない空間です。






道標とみられる石碑もありましたが、
ちょっと私では内容は確認できませんでした。





何とも不思議な雰囲気の神社と言った感じで、
蓬莱稲荷大明神といい、こちらの稲荷神社といい、
足立区には個性的な神社が多いという感じですね。